「広島5‐4阪神」(3日、マツダ)
痛快首位いじめじゃ!広島は七回、広瀬純外野手(31)が左翼線へ2点二塁打を放ち、逃げ切りを図った阪神の継投策を粉砕した。17打席ぶりに放った安打が貴重なV打。六回には、ベテラン・石井琢朗内野手(40)が代打で同点2点打を放つなど、ナイン一丸、粘って粘って連敗を4で止めた。
◇ ◇
二塁ベース上で広瀬は何度も何度もガッツポーズをし、吠(ほ)えた。1点を勝ち越された七回、2死一、二塁。追い込まれたが、135キロ変化球に必死に食らい付いた。これが左翼線への逆転2点二塁打となった。
お立ち台では「思い切って、あと先考えずいった。声援が僕の背中を後押ししてくれます」と言い、ファンから“広瀬コール”を一身に浴びた。
打撃は落ち込み気味だった。前カードの中日戦は3戦無安打。4試合ぶり、17打席ぶりの安打が試合を決めた。「苦しいけど、報われることはあるだろう、と思ってやってきた」と、安どと喜びをにじませた。
前半戦を打率・333で終了したが、後半戦は徐々に下降。試合前は・312となっていた。フルシーズン戦うのは初の経験で、徐々に疲れが体に蓄積されていた。それでも、試合前に行う若手野手中心の特打ちに参加。「だれも助けてくれへんぞー」と、自分で絶叫しながら、気合のバットを振った。
「みんながつないでくれた。監督が『直球に振り負けず、いけ!』と言われたので、ポテンでもいいから、気持ちだけだった」
2点を追う六回の2死二、三塁で代打・前田智が敬遠されると、ベンチはベテラン・石井を代打に指名。満塁で8球粘った後、9球目、不惑の一打は三遊間を抜け、同点2点打となった。
「前田が歩かされてプレッシャーだったよ。大歓声をため息に変えないようにした」とは石井。8月25日に40歳になった時「昔のカープの人が築いたものもある。僕らがカープに残していかないと」と“カープ愛”を語った男は、決める時はやはり決める。
野村監督は「(石井は)粘って打ってくれた。ベンチもファンも盛り上がる。広瀬もよく打った」と、2人に最敬礼だ。中日に3タテを食らったイヤな流れも、首位いじめで痛快に払しょく。今後へつながる粘りの逆転劇だった。
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二塁ベース上で広瀬は何度も何度もガッツポーズをし、吠(ほ)えた。1点を勝ち越された七回、2死一、二塁。追い込まれたが、135キロ変化球に必死に食らい付いた。これが左翼線への逆転2点二塁打となった。
お立ち台では「思い切って、あと先考えずいった。声援が僕の背中を後押ししてくれます」と言い、ファンから“広瀬コール”を一身に浴びた。
打撃は落ち込み気味だった。前カードの中日戦は3戦無安打。4試合ぶり、17打席ぶりの安打が試合を決めた。「苦しいけど、報われることはあるだろう、と思ってやってきた」と、安どと喜びをにじませた。
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野村監督は「(石井は)粘って打ってくれた。ベンチもファンも盛り上がる。広瀬もよく打った」と、2人に最敬礼だ。中日に3タテを食らったイヤな流れも、首位いじめで痛快に払しょく。今後へつながる粘りの逆転劇だった。
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