5日、山歩き小組の仲間と県境近い森林公園へ。ほんとならこの計画は1週間後の予定だったが、次の日が新Fのバス旅行になり取り消しになっていた。だが、私が行きたいと言ったからか急きょ計画を立て直してくださったらしい。嬉しい!!
遥か昔、雪が残っている頃行ったことがある。それから何十年も経つ。
途中、奥津渓谷にまわる。後ろからズーッとパトカーがついて来る。気にしながらKさんが運転、やっと途中からいなくなりホッとする。パトカーに警備して貰ってると思えれば良いのだが、やっぱり何となく敬遠したいのがパトカーだ。進む内、1方通行になる。やがて素晴らしい紅葉が現れる。見事なこと。谷側の方に歩行者道が作られているため、狭い道はすれ違いも出来ない道幅になっており、その為の1方通行らしい。前から車が来ないので安心して紅葉を眺めながらユックリユックリ走らせる。少し広い所は駐車場になり人と車で満杯状態。そこを両側に現れる紅葉を車の中から見ながら走る、止まって眺めるのは次の予定があるのであきらめる。
道中の山道は、この間の吾妻山の時よりジグザグが激しく、対向車が来ないかハラハラドキドキ。向こうは道の整備もきちんと出来ていたが、こっちは降り積もった落ち葉で道の端の側溝も見えず、余り端によると溝に落っこちる危険がある。出発から2時間半ほどかかりやっと到着。
まゆみの原のピンクが今、最盛期のようだった。友は「もう、終わってて見るのは無理かと思ってた」と言い、「こんなに見事なのに間に合い良かった!!」って。私もまゆみがこんなに一杯群れているのを見るのは初めてで、色の美しさに感激。ピンクから濃い赤、色々。樹齢が250年以上のものもあり、苔が付いた木肌に永い年月を思う。
私向きに高い所、長い道のりは避けてコースを選んでくださる。ここは赤や杉の緑、カラマツの黄色が入り混じり1色だけより見ごたえがある。ここに入って来る時は1台も車と出合わなかったのに、けっこう大勢の人たちが歩いておられる。展望台からおたからこうの湿原、熊追いの滝などを巡る。滝に行く途中雨がパラつき出したが、「止むわ、行こう行こう」と強行、滝の側に着いた時にはやっぱり止んでいた。水の量は少ないが何段にもなった滝は、けっこう上って来た甲斐がある眺めだった。
この後、5時半から家でお芝居の稽古があるので早めに帰途に着く。何もかも私のことを優先してくださったスケジュールに、申し訳ない気持ち、帰りの車で寝てしまった。明後日は公演だ。今日の稽古が最後、少々疲れが出ている。頑張らなくちゃ。
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