「サムソン凱旋門来て」主催フランスギャロがラブコール

「サムソン凱旋門来て」主催フランスギャロがラブコール
2007年8月20日（月） 8時2分　スポーツ報知

　世界最大級のＧ１、凱旋門賞（１０月７日、仏ロンシャン競馬場）への出走回避を決めたメイショウサムソンに対し、主催するフランスギャロは受け入れに問題ないことを示した。
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　サムソンを担当する高橋助手によると、「昨日（１８日）夜、ＪＲＡ本部の防疫課から連絡があった。ヨーロッパは検疫が厳しいが、インフルエンザについてはそれほど気にしていない。衛生状態をクリアできれば、主催者側は問題ないという見解だった」という。

　サムソン自体は１９日も美浦北Ｂダートコースを軽快に疾走。検査の結果こそ陽性だが、発熱、鼻汁等の症状は出ていない。運動も連日こなしている。

　ただ、高橋成調教師は参戦の可能性を改めて否定した。「あくまで可能性が残っているだけ。フランスギャロは歓迎しているらしいが、このような状態の中で行くのは支障がある。断念はやむを得ない」と話した。

　馬インフルエンザ騒動が沈静化して陰性反応が出れば美浦から栗東に戻す予定。天皇賞・秋（１０月２８日、東京）からの始動を目指して、調整を進めていく方針だ。
[ 8月20日 8時2分 更新 ]