タイトルの単語はどこかで聞いたことがある人もいるかもしれない。
いわゆるネットワークビジネスの一種を指す単語である。
今日はそれに関わり始めた人の話・・・。
最初に結論を言うと
俺はこのビジネスには反対である!
たぶんこの気持ちはこれから先も、何を言われても変わらないだろう。
事の発端は3日ほど前のバイトのときだった。
バイトの後輩Aが俺にこのビジネスの話を持ちかけてきたのだった。
俺は先入観としてこの手の話には疑いを持っているので、そのときも疑いの気持ちが大半だった。
俺は後輩Aはとてもそんな話には乗らないような人だと思っていた。
後輩Aとは2年以上の付き合いになるが、過去の行動や言動を思い返しても、少なくても人を騙すようなことは絶対しない人だと俺は思っている。
そういったことを考えると、後輩Aは俺を騙そうとしているのではないだろうと思い、後輩Aの知り合いである人物に会って話を聞いてみることに承諾した。嫌なら断ればいい話だ。
もちろん、このときもネットワークという言葉に疑いはずっと持っていた。マルチ商法とどう違うのだろう?でも、どんなビジネスかという詳細を後輩Aは語ってくれなかったので、調べてみることにした。
まず、「ネットワークビジネス」などでネットで検索してみたが、ほんとにたくさん出てきた。
ネットーワクビジネス(以下NB)を奨励するものもあった。アンチNB的なサイトもあった。
その色々出てきたサイトを見て色々自分なりに考えてみたが、どうも人には勧められないようなビジネスであることが結論として出た。
俺は後輩Aをこのビジネスから脱出させてやりたいと思った。
儲かる保証はないし、何より人間関係を壊しかねないやり方がほとんどだからだ。
NBは文字通り、自分の人脈からどんどんビジネスへの参加者が増えることによって、お金が入るという仕組みがほとんど。まさにネットワーク。
しかし「ねずみ講」を想像すればわかるように、上の方の人物は儲かるようにできているが、下の方になってくると、儲かるはずがない。
実際には「ねずみ講」の仕組みとは違うところも多々あるのだが、ビジネスへの参加者が自分の人脈から増えることによって、自分にメリットがあるというところは変わらない。
後輩は完全にNBを信じきっていた。自分の友達が一ヶ月に数十万稼いだという話が、彼の心を動かしたのだろう。
その核心ともいえる気持ちが
自分も同じように稼げる
ということだろう。
そして、彼は自宅がネット接続していない環境にあった。つまり、アンチNB的な情報に触れる機会も少なかったのである。
彼の話だと、もう何回かそのビジネスの参加者と会って話をしているという。これでは情報が偏るのも無理はない。
俺はバイトの他の同僚Bにも相談し、何とか後輩Aを救いたいと思った。 だが・・・。
(続く)
いわゆるネットワークビジネスの一種を指す単語である。
今日はそれに関わり始めた人の話・・・。
最初に結論を言うと
俺はこのビジネスには反対である!
たぶんこの気持ちはこれから先も、何を言われても変わらないだろう。
事の発端は3日ほど前のバイトのときだった。
バイトの後輩Aが俺にこのビジネスの話を持ちかけてきたのだった。
俺は先入観としてこの手の話には疑いを持っているので、そのときも疑いの気持ちが大半だった。
俺は後輩Aはとてもそんな話には乗らないような人だと思っていた。
後輩Aとは2年以上の付き合いになるが、過去の行動や言動を思い返しても、少なくても人を騙すようなことは絶対しない人だと俺は思っている。
そういったことを考えると、後輩Aは俺を騙そうとしているのではないだろうと思い、後輩Aの知り合いである人物に会って話を聞いてみることに承諾した。嫌なら断ればいい話だ。
もちろん、このときもネットワークという言葉に疑いはずっと持っていた。マルチ商法とどう違うのだろう?でも、どんなビジネスかという詳細を後輩Aは語ってくれなかったので、調べてみることにした。
まず、「ネットワークビジネス」などでネットで検索してみたが、ほんとにたくさん出てきた。
ネットーワクビジネス(以下NB)を奨励するものもあった。アンチNB的なサイトもあった。
その色々出てきたサイトを見て色々自分なりに考えてみたが、どうも人には勧められないようなビジネスであることが結論として出た。
俺は後輩Aをこのビジネスから脱出させてやりたいと思った。
儲かる保証はないし、何より人間関係を壊しかねないやり方がほとんどだからだ。
NBは文字通り、自分の人脈からどんどんビジネスへの参加者が増えることによって、お金が入るという仕組みがほとんど。まさにネットワーク。
しかし「ねずみ講」を想像すればわかるように、上の方の人物は儲かるようにできているが、下の方になってくると、儲かるはずがない。
実際には「ねずみ講」の仕組みとは違うところも多々あるのだが、ビジネスへの参加者が自分の人脈から増えることによって、自分にメリットがあるというところは変わらない。
後輩は完全にNBを信じきっていた。自分の友達が一ヶ月に数十万稼いだという話が、彼の心を動かしたのだろう。
その核心ともいえる気持ちが
自分も同じように稼げる
ということだろう。
そして、彼は自宅がネット接続していない環境にあった。つまり、アンチNB的な情報に触れる機会も少なかったのである。
彼の話だと、もう何回かそのビジネスの参加者と会って話をしているという。これでは情報が偏るのも無理はない。
俺はバイトの他の同僚Bにも相談し、何とか後輩Aを救いたいと思った。 だが・・・。
(続く)