煩的ひとりごと

定期更新型ゲーム False IslandについてPL視点から呟きます。
煩悩が人より多いらしいです。

オフレポ、の前に

2009-07-07 00:36:00 | 2期雑記
さて、いよいよオフレポ書くか……と、その前に。とても個人的な話。オフに出た理由なのですが、重くて暗めなので、スルー推奨です。

もう一度いいます。死、などの話なので苦手な方はやめておいたほうがいいです。
身近な方が亡くなり、その傷が癒えていない方もいらっしゃるでしょう。




















それでは。

今回オフレポを書く前に、どうしても書いておきたかったことがあります。
ほとんどオフにでない自分が、どうして今回出たのか、と。

元々オフに出ない理由はシンプルなものでした。飛び込み営業も経験しましたし、まあ人見知りはしないのですが…
何せ、カラオケが大の苦手!これは謙遜ではなく事実です。幼少時~小学校までに自宅で殆ど音楽を聴かなかったことから、決定的に音感がない。音ゲーやったらよくなるかと思いましたが、無駄でした(吐血)
そのため、音程がなかなかあわないのですね。だからまー、主メロディがはっきり聞こえるか人が歌ってるかじゃないと音があわせられない。
で、オフは殆どカラオケ入ります。オフに限らず現実でも多いですよね。
これはあわない。オフレポ見てても歌の話題が多いのは判ります。だから、「まーいかないかなー」という感覚でした。
唯一の例外が自分主催の京都オフ。自分で幹事すれば自由自在だ!というわけです。
募集時に「カラオケは歌わない!」と言ってそれを通しました(…)

まあ、こんな具合でオフは眺めるだけのものとして自分で規定していました。


しかし、その考えを改める機会がありました。

それは、人の死。
(偽島もそれに含まれるかはご想像にお任せします)

数ヶ月前のことでした。とあるゲームにて、突如届いた知らせ。

「引退のお知らせ」
「このプレイヤーである○○は、先月亡くなりました。本日をもって、○○は引退とさせていただきます。長らくのお付き合い、ありがとうございました」

衝撃、でした。

死という事実にも衝撃を受けましたが、直後に自分を襲ったのは激しい後悔。
PLの会話の中で、そのプレイヤーさんから「入院してまして、戻りました」という話を聞いていたのですね。

何故、自分はあの時もっと話を聞かなかったのだろう?
死は免れなかったにしても、彼が目指したもの、抱いていた夢、それを知ることができたのではないだろうか?
その苦しみを、一時でも和らげられたのではないだろうか?

心底、悔しく思いました。自分自身、親の病気と戦ってきてどれほど本人が辛いかを知っていたからです。
理解することができたのに、何もできなかった。何を自分は学んだのか、と。

気になった時に、踏み込んでみるべきではなかったか。
話だけでも、聞いてあげることはできなかったのか。
多分誰にも物理的な苦しみは救えない、しかし精神的な辛さをわかちあうことはできる…はずです。
それが一時のしのぎにしかならなくても。


そこまで考えて、ふと自分の歩いてきた道を振り返りました。
どれだけの人と会う機会があったのだろうか。どれだけ、話を聞いてきたのか。

……ひどいものです。元々人とのつながりを大事にしてこなかったようです。
沢山の方に感謝の言葉を送りそびれていました。
面倒だな、の一言で済ませてきたことが情けなく。

同時に、強く感じたことがあります。
楽しい時間を人と共有することは、それだけで凄いことなのだということ。
ゲームという仮想世界であってもそれは同じなのだ、と。
そしてバーチャル世界の別れは、死に随分近いのではないかということ。
お互い本名も住所も顔すらも知らない、でも性格や趣味は下手すれば親兄弟より知っている、そんな関係。


偽島について。
インターネットで、定期更新型ゲームという非常に狭いジャンルの1ゲーム、偽島という世界で共に時間を最大2年間、共有してきました。
メッセージで、日記で絵で、時にはブログを通じて。

これはやっぱり、素晴らしいことなんですよね。
その過程で体験したこと、みんな宝物です。
声にならなかった、伝えられなかった思いもたっくさんあります。

それが今、終わりを迎えて閉じられようとしている。
恐らくもう結果もブログもご覧にならない方もいらっしゃるでしょう。
途中でひっそりと引退された方も数多くいらっしゃいます。
それはとても残念で、悲しいことですが…
だからこそ、まだある繋がり、残された機会があるならば挑戦したい。

もう二度と会えないかもしれない、十年後には思い出せないかもしれない。
それでも今、会うことに意味はあるはずだから。

だから……だから、やれる限りはオフには顔を出したい。


それが今の正直な気持ちです。


もしこの駄文を読まれていて、「自分は無名だから」「どうしても勇気がでない」という方がいらっしゃったなら。
勇気をだして、一歩踏み出してみませんか?
今生の別れ、となるかもしれないのですから……







…と、こんなところで。



だから、オフで歌わない自分がいても空気を味わっているので気にしないでくださいね!
これが実は一番いいたかt(ry



おほん。関西ではオチをつけないと生きていけないらしいです。
ついたかはご判断にお任せします。 ちゃんちゃん。