都政新報の連載、「新・東京都市計画物語」が6回目となりました。既掲載は次の通りです。
[2013/05/27]
新・東京都市計画物語～越澤明（６）／新宿副都心、トトロの家、近藤謙三郎（上）
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2013年5月25日、2013年都市住宅学会賞著作賞を受賞しました。越澤明著『後藤新平 大震災と帝都復興』ちくま新書、2011年発行。
★受賞の言葉、越澤明、次号の学会誌に掲載予定。
「都市住宅学会賞著作賞の受賞は大変な名誉です。2011年、東日本大震災の発生により、後藤新平論や復興論に関する報道、活字が増えましたが、その多くに、私は違和感を覚えていました。また、近年、政治家、首長が、地道な政策形成が乏しいまま、思い付きで、『リーダーシップ』を発揮し、それが注目される例も見られます。
かかる事態を憂いて、なぜ後藤新平が短期間で帝都復興の道筋を作り上げたのかという問題意識で、書き下ろしたのが受賞対象の著書です。著書の前半は、都市問題に熱意を注ぐ政治家が出現した背景、生い立ち、後半は、震災前の都市政策の形成、震災後に集中的取り組みを可能としたガバナンスを記述しています。理念と政策という根本が確立していれば、困難な中でも人材と意欲が結集され、復興橋梁や同潤会住宅などの成果が誕生することは、おそらく、いつの時代でも普遍性があるのではないでしょうか？ 」
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都政新報「新・東京都市計画物語」の連載が開始された。第１回目は「東京初の環状道路 明治通り（上）」である。４月下旬の「予告編」の本文は、本ブログで掲載するが、連載第１回目以降については、本ブログでは題名のみを紹介し、本文は掲載しないため、「都政新報」そのものをご参照ください。越澤 明。 . . . 本文を読む