上賀茂神社の裏手には、テレビで見たことがある風景がひっそりと。 音曲を楽しみながら歌を詠んで流れに浮かべる曲水宴を行う庭です。 緩やかに蛇行させた人工の小川は、それと気がつかなければ見過ごしてしまいそうでした。
しかし本当に京都には大小さまざまな神社仏閣がひしめいています。 まさに都内のコンビニなみ。 平安時代は、さほど神や仏におすがりしなくては心が安らかでいられなかったのでしょうか? それとも種々雑多な文化の発信源として、説法から歌舞音曲まで、さまざまなライブが催されていたのでしょうか?
京都は1泊2日の土曜日帰り。 なので帰りの予定時間まで、宿の近くで自転車を借りて急遽ポタリングすることにしました。 あらかじめ計画など立てているわけもなく、台風一過でも清々しいどころか超蒸し暑い京都で・・・といえば川床か! ということで『京都の涼を求めて鴨川を衝動的に自転車で下る』をテーマに行動開始です。 京都駅前から東本願寺、西本願寺を経て、二条城を左に見つつ県道38号線を北へまっしぐら。 最初のポイントは上賀茂神社です。 そこから鴨川添いを下り、下鴨神社・知恩院・五条大橋を経て京都駅に戻るという、水曜道でしょう顔負けのお馬鹿なコース取りです。 結局25kmを昼食抜きで走ることに、涼むどころか大汗をかいてしまいました。
地元営業メンバーとの会議、そして飲み会・・・あっという間に11:30pm近くなってしましました。 宿への帰り道、まだ人通りの絶えない京都駅を見上げると、ガラスにライトアップされた京都タワーが映っています。 撮影に手間取っていたら、宿の大浴場の時間は終わってしまいました。 気付くのが遅れてガッカリ、諦めてさっさと寝ました。
台風5号が九州へ接近した8/3、伊丹経由で京都へ出張です。 強風で欠航しないか心配でしたが、台風は早めに日本海へ抜けてくれたので、さして揺れもせず順調なフライトでした。 ヒヤッとしたのは着陸時。 タイヤが設置する直前に機体が横へ流れ、着地直後に蛇行です。 何とか機体を押さえつけてくれましたが、逆噴射前のスピード時、普段は動じない私もビビりました。 ともかく無事で何よりでした。
暑い日差しが傾きかけて、青々とした水田を照らしています。 列車の窓越しではカエルの声も届きませんが、日本の夏の風景がそこにありました。 昔よく聴いた来生たかおの曲に「車窓」という小曲があります。 ”出てきてよかった、小さな部屋から 数えきれぬ迷いを振り切ってきた・・・” 秋には黄金色に染まる景色を見られるでしょうか、楽しみです。
帰路はフレッシュひたちで。 車内は青地のシートに黄色のヘッドレストカバーと派手です。 夏休みにもかかわらず、乗客はまばらで静かです。 私の斜め後ろには、おばあちゃん・お母さん・娘の女3世代が座っていました。 途中で下車するまで、ほのぼのしたおしゃべりにくつろいだ気分でいられました。
午前中資料作成してからの移動だったので、昼食は久々に駅弁を買いました。 深川めしの弁当です。 穴子に小ハゼにアサリと江戸前これでもか状態。 ボリュームがいまいちなのが難点ですが、ナスの漬け物が粕漬けだったのは嬉しい。 濃いめのお茶とよく合います。 乗車時間1時間を考えれば、これもありというところです。
8/2は水戸出張でした。 はじめての水戸は上野からスーパーひたちに乗ってわずか1時間、その近さに驚きました。 もう一つの驚きはスーパーひたちの終点は仙台だったこと、いわきを通って4時間で着きます。 今回は日帰り、慌ただしい1日でした。