今回のおみやげは、ホンダブースで大量に無料配布していたこれ。 不織布製のバッグと旗とバンダナです。 「佐藤琢磨応援グッズ」とは看板に書いてありましたが、なぜかスーパーアグリのアの字もありません。 勝てないマシンでは、バトン・バリチェロを応援しても詮無いということで無理矢理? 今期は空力デザインがダメだった、と開催前からギブアップ宣言とも取れるコメントを出していたしなぁ。 息子達に、と2つ頂戴しました。 本日の富士スピードウェイ滞在時間は約20分、予選の結果が出る前にバス乗り場へと移動しました。 会場では何も飲み食いしないまま、慌ただしくも苛立たしい1日が終わりました。 (この早い判断が明暗を分ける結果となった事は、帰宅後にネットのニュースを見て知りました)
行きの移動での混乱があったのとT君の夕方からの予定もあって、早々に帰ろうとシャトルのバス乗り場へ向かいます。 途中のモビリタの前、スピードウェイプラザという模擬店がならぶ一角がありました。 そこのホンダブース前に人だかり、予選のライブ映像を流していました。 ここで見ていた方がレースがわかります、生よりも楽しめます。 うーん、これって相当変な状況です。 で、赤い車体のオンボード映像を見ながら帰路へ。
一応フェラーリ・マクラーレン・ルノー・トヨタは判りましたが、ホンダ・レッドブルその他は雨と遠いのもあって何だかわかりません。 意外だったのは音です。 スーパーGTよりも遙かに大きく耳に響くのかと思いきや、ぜんぜん響きません。 1万回転超のエンジンノートは、雨に消されてしまったかのようにナマクラな音でガッカリ。 それにしても順位の状況が知りたい!!雨でエンジンパワーの差が消されたのか?低いμで空力の差が出たのか?タイヤチョイス・燃料の積み具合など明日を見越したレース戦略は? まさに会場にいるのに、何も判らないとは!!
このコンディションでは、どこがどう早いのやら正直まったく走りの感触がわかりません。 1台づつ他チームの様子を探りながらの駆け引きがあるのかと思っていましたが、けっこうダンゴになって切れ目なく予選を走っています。 実況スピーカーの音も聞こえず、ミニFMも受信できない。 フラストレーションよりも、出だしを見逃した事で、盛り上がりに欠けた&諦めムードが先に立ってしまいました。
バスの中からは小雨かと思っていましたが、コース付近はシトシト本降りです。 まずは遠目に100R下から1コーナーの立ち上がりを見ましたが、相当な水煙をあげています。 T君のデジ一の300mm望遠レンズ越しでも限界があるので、トンネルを抜けて1コーナー出口が見える場所へ移動です。
とうとう予選開始時間を過ぎてしまいました。 2:10pm頃になってようやく東ゲートが見えました。 流石に大人しくしていた私たちも、遠くうっすら響く「クォーン」という音を聞いてはじっとしていられません。 前に乗っていた方がバスの運転手に説明してここから歩いてゆくことに。 丘の向こうは100Rの下側です。 すでに2:30pm近く、皆早く見たくて雨の中を走りました。
新松田からどうやって行くのか・・・と思っていたら、大井松田ICから東名へ。 流れている高速で御殿場まで行くんだなぁ、と思っていたら突然足柄SAへ。 超裏技です、SAの関係者用出入口からバスが出て行く!これなら遠回りせずショートカットです。 サーキットに近づくにつれて交通整理する警官の数がドンドン増え、途中から一般車両は進入禁止に。 ”流石F1運営だなぁ”と関していた矢先、三菱マテリアルの工場付近から突然微動だにしなくなってしまいました。 困ったー、もう予選開始時間直前です。 お腹もすいてきたので、ちょっと落ち着くために、買ってあったおにぎりをほおばり、さらにおやつの芋けんぴをつまみながらジリジリしつつ待ちました。
酒匂川を渡って足柄上合同庁舎へ。 グラウンドを回り込むようにして入ると、人の塊が目に入ります。 10:45am過ぎ、ざっと5~600人は列んでいるでしょうか。 バスの気配は全くありません。 フェラーリカラーのウェアを来ている家族連れやBAR時代からのデザインがかっこいいホンダキャップも目立ちます。 コンディションは気になるものの、2:00pmの予選に向けた期待感で皆整然と待っています。 しかしバスが来ない。 11:15am過ぎに友人のT君と合流、その後ずいぶん経ってから5~7台づつバスがやってくるようになりましたが、私が出発したのは12:00pmを廻ってからのことです。 ちょっとイラッとしてきました。
今頃と言ってしまえばそれまでのF1話です。 ぐずついた天気の土曜日、新宿から11:34新松田着の小田急線急行に乗ってF1予選へ向かいました。 シャトルバス乗り場となる足柄上合同庁舎へ歩いて向かいます。 パンフレットには30分コースとの説明でしたが、同じ目的の人達の列があったので、さほど遠く感じないで済みました。 途中のコンビニで念のためにおにぎりとお茶を買いましたが、後にこれで救われようとは夢にも思いませんでした。