青空のCafétime

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腕時計と男と女の関係性

2018-11-29 18:21:47 | Diary



はめている腕時計とその男が異性に求めるスペックは同じである、という記事を読んだ。

ジャガールクルトやパティックフィリップ等の超高級腕時計をしている男なら飛び切りの美女を求めるだろう・・・という意味ではなく、腕時計に対するこだわりの程度と女性へのこだわりの程度が同じという論理らしい。

こじゃれた時計をはめて自慢したがる男は、自分の彼女も周囲に自慢できるような女を求める。何本も色々な腕時計を蒐集してとっかえひっかえする男は女の趣味も広い。

思入れのある品を大事に長年愛用する男は一途なのだろう。いい夫になるに違いない。

もちろんこの説を100パーセント信じているわけじゃないが、面白い分析だと思う。自分の周りを観察してみると、意外に真実の一面を突いているような気がしてくる。

これを論説を利用して、女性が意中の男性のタイプあるいはスペックを予測することも出来そうだ。

気になる男性がいたら腕時計を見せてもらえばいい。その人がはめている物が高級時計でなくても、その人なりの哲学が込められた品であれば、薄っぺらい男ではなく中身のある男性と考えることができる。

一つ気になるのは、腕時計をしない男はどう考えれば良いのか、ということ。私の知り合いにもいるが、腕時計そのものをしないということは、恋愛対象としての異性を必要としていないのか、それとも全く逆で、女なら誰でもいい、誰でもOK!というメッセージなのか?

それとも、その男はロマンチストで、自分にふさわしい時計が見つからずに長い間探し求めているのかもしれない。この世の宝物・・たとえば聖杯のように。

そんな男が、自分の恋人としての異性に求めるスペックとは、いったいどのようなものだろうか。


映画レビュー『それでも恋するバルセロナ』

2018-11-15 14:05:20 | Review



コーヒーが好きだ。ジャズもクラシックも、映画を見るのも好きだ。ただし映画に関しては少し問題がある。

何かをやりながら楽しむことができない。

ある程度意識を集中して見ないと内容が分からなくなる。洋画より邦画の方が集中力が必要。その理由は邦画は登場人物のセリフを聞き取らなければいけないから。

ネイティブで視聴するなら別だが、洋画には字幕があるので、耳の注意力が散漫であったとしてもあまり問題はない。

という訳で、わたしは気楽に楽しめる洋画を見る機会が多い。


『それでも恋するバルセロナ』

2008年 アメリカ・スペイン
監督 ウディ・アレン
出演 ハビエル・バルデム、レベッカ・ホール、ペネロペ・クルス、スカーレット・ヨハンソン


スカーレット・ヨハンソンがセクシーで綺麗。以上。

・・・・ふう。これではレビューにならないな。

だって見終わった後味がすっきりしなくてモヤモヤする。

友人同士の女性二人(一人は婚約者あり)が旅行先のスペインでセクシーなイケメン(には、残念ながら私には見えない。趣味の問題?)に誘惑されてベッドを共にしてしまう。でもその男は別れたはずの妻(ペネロペ・クルス)とも同居しており、結局何の進展もないまま帰国。友情も微妙な感じになってしまう。それはそうだ。同じ男と勢い成り行きでセックスしてしまい、それをお互いに知ってるんだから。

あらすじを書くとざっとこんなところ。セクシーなイケメン中年男性に別荘に来ないかと招待され「きみたち二人と寝てもいい」とあからさまに誘われて最初は嫌悪感を抱いたものの結局は・・・

うーん。監督がウディ・アレンだったから期待してたけど、鑑賞後に何も残らずもう一度観る気がしない。映画の進行と作りはラブコメディ。でも笑えない。胸キュンシーンもなし。

誘惑する男の雰囲気も台詞も大したものじゃないのに、どうしていい女(という設定)ふたりとも簡単にあっさり寝てしまうのか、そんなにだらしない女たちには見えないのに、スペインはバルセロナでいけないアバンチュールに捕まってしまったロマンチックな自分に自己陶酔したいのか?そこが画面からは理解できなかった。

この映画が大好きという方には申し訳ないけれど、わたしには駄目だ。どこも何も共感できない。

でもスカーレット・ヨハンソンはかわいくて綺麗だったな。

紅の森

2018-11-12 05:44:01 | Poem



黄金色こがねいろに透き通る陽光と

次第に優しくなってゆくきみの眼差し

柔らかな少し冷たい手を引いて くれないくれないの葉が舞う森を歩く


どうしてきみの手はいつも冷たいのかな


あなたに温めて欲しいからよ

凍える冬が来る前にもっと温めて欲しい


あなたの優しさで