小川忠市のきまぐれ日記帳と雑感

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県立北条高校で講義

2009年11月04日 | 雑記帳 ~昨日・今日・明日~
恒例の県立北条高校で講義をしてきました。
平成17年度からの実施しているNPO法人活動です。
今年も、北条高校3年生、福祉選択生徒16名に対して4回に分けて実施します。
私が直接講義はできませんのでボランテイアの講師先生にお世話になります。

1回目の講師先生は、昨年もお世話になった、明石市の「医療法人双葉会 西江井島病院」の事務長で、社会福祉士、精神保健福祉士として活躍されている夏山 勉氏に講師をしていただきました。
テーマは
①「福祉」のイメージ
②「福祉の理念」とは
③「福祉の社会制度と歴史」
④「高齢者への理解」
等を解りやすくお話していただきました。

お話を聞いていて思ったのは、福祉が充実している北欧諸国の話です。
バリアフリーって言葉がありますが、日本は、「物的」バリアフリーは整備されてきつつあるが、北欧諸国のように「心的」バリアフリーがまだまだである。
北欧諸国は、幼児教育時から障害者や高齢者の方たちとふれあう機会を多く設けることにより、自然に理解ができる環境を作っているそうです。
日本は、障害者の方や高齢者の方たちは施設等に区別させて生活させてきたようで健常者と関わる機会が少ないようであったようだ。
これからは「心的」バリアフリーを進めることが重要になってくる。と話されていました。

また、資料の中で県下各市町村の高齢化率の表を頂きました。
香美町が33.0%でトップ。加東市は21.2%で41市町中31番目でした。
各市町とも近年急激な勢いで高齢化率が進んでいます。
このような講義を通じて少しでも福祉方面へ進んでくれる生徒さんが増すことを祈りたいものです。

講師の先生方のお話を聞くことで色々な勉強をさせて頂きました。
全くのボランティアで、講義をしていただき本当にありがとうございました。


NPO法人あい・きゅーびっくは、どこでも出前講座をさせていただきます。
もし希望等がございましたらご連絡下さい。

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