ちゅんの競馬日記

予想にこだわらず、競馬に関することで思ったことなども書きます。

新・オークス男

2007-05-22 22:51:06 | Weblog
今年のオークスを制したのは、福永祐一騎手騎乗の伏兵ローブデコルテでした。これで福永騎手は2004年のダイワエルシエーロ、2005年のシーザリオ、2006年のフサイチパンドラ(2着)、そして今年で4年連続連対となりました。ローブデコルテは血統的に長い距離はどうかなと思っていたのですが、レースでは折り合いもついていて、福永騎手の素晴らしい好騎乗で見事優勝しました。
わずか9cmに泣いた2着のベッラレイアは、1頭で抜け出してしまったのが不運でした。秋山騎手は道中巧く乗っていたと思います。スタートが上手くいったことと、フローラSの反省を生かして、早めの競馬でしたが、ハイペースになったのが誤算でした。そして結果としては押し切れる力のなかったベッラレイアにとっては、仕掛けが早かったということになります。秋山騎手には秋にこの雪辱を晴らしてほしいです。しかし何度も言いますけど、今回の騎乗は負けはしたものの、素晴らしい騎乗だったと思います。
そして、このハイペースに1番影響を受けたのは武豊騎手騎乗のザレマでしょう。この馬は距離適正うんぬんよりも、自分の競馬ができなかったのが痛恨だった。瞬発力のないザレマは、早め早めの競馬でロングスパートをしなければなりません。しかしあまりにもハイペースのため、その競馬ができなかったのでしょう。

オークスレコードが出たように、全ての馬が力を出し切ったとても内容の濃いオークスだったと思います。ダービーの時計も気になりますが、今回の東京は時計が出そうですね。