"Hi, Hannah!"

SAG Awards の候補者紹介で映った時のクリスの「Hi, Hannah!」について



以下、Zimbio.com より、National Enquirer print version, July 5, 2010 の記事抜粋部分だけを訳しました。

'Glee' star Chris Colfer is even more awesome than we thought

「グリー」のスター、クリス・コルファーは、名利を求めてハリウッドに出てくる前の若い10代の時期のほとんどを、重度のてんかん症の妹の世話をして過ごした。

Enquirer 誌の独占インタビューでクリスの母カリン・コルファーは、妹のためにいろんなことを犠牲にしてきた彼を「ヒーロー」だと言い、誇りに思っている。「クリスはいつもハナを助けてきたわ、今でもそうよ」

20歳のクリスは、人気ミュージカルコメディーでビヨンセを愛するゲイの合唱部員、カート・ハメルを演じている。実際の彼は、カリフォルニアのサン・ヨアキン・バレーにあるクローヴィス東高校で３回の弁論大会優勝の実績を持つ。

しかし彼は、ほとんどの時間を妹の面倒を見て過ごした。

「ハナのためなら何でもするクリスは、彼女の世界の中心だったの」とカリン（47）は言う。「クリスは妹のためなら自分のことはそっちのけで、自分の付き合いなんてほとんどあきらめていたわ」

クリスが自分のチャンスをつかみに出て行くことを決めたとき、ハナ（現在14歳）はかなり落ち込んだ、とカリンは言う。でも家を出る数日前にクリスは、会いたくなったらスカイプでチャットできるようにとウェブカムを買ってきた。

「クリスは本当に良い兄よ。ハナのヒーローなの」

カリンが Enquirer 誌に語ったところによると、ハナは多いときでは一時間に50回もの発作を起こすこともあり、いろいろな薬を試しても効果がなかったという。家族は最近ハナが受けた手術で改善が見られることを願っている。

さらにカリンは「クリスが子供の頃、誰かに『妹の病気の治療法を見つけるために医者になるの？』ってきかれると『僕は有名な俳優になって、沢山お金を払って誰かに治療法を見つけてもらうんだ』って言っていたわ」と加えた。

その言葉通り、クリスは最近かなりの金額を非営利団体 CURE (Citizens United for Research in Epilepsy)【*てんかん研究団体】に寄付している。

〔2010年7月5日付け National Enquirer 印刷版より〕