くノ一妖艶伝楓 衣装あわせ、読み合わせ

朝から撮影の宇佐美さんとコンテの打ち合わせ。今回はいつもの百瀬さんじゃない。宇佐美さんとは制作をやった井上組のときにおせわになった方だ。お互い本の方向性を話し合う。その後、衣装合わせ。いつもと違うのは、敵の忍者軍団がまったくでてこない。敵は悪の商人、江戸にはびこる浪人たち、楓の師となる夢尼役の佐倉さんは今回キーポイントになる。難しい役所だ。初めて撮影に参加する、楓役の灘坂さんや藤内くんも元気にやってほしい。さあ！いよいよ撮影だ。

残菊物語

今日からてんやに行ってない。ちと寂しい。さっそく今日は高津へ翔くん、蘭子と小道具を受け取りに。その後、２４日の衣装あわせにこれない楓の姉役の今野さんが来る。いい感じだ。あとは香盤の打ち合わせを世紀くんと、小道具、役者の出入り、衣装、なにもかもが大変だ。明日は１月にやった作品の本編集。楓の撮影後すぐにマスタリング、MAがまっている。頑張らねば、がんばらねばねぇ！

「残菊物語 」を蘭子がみてたのでついつい見てしまう。２回程見てる作品だ。溝口健二監督作品、とにかく衣装がね、いいんだな。じかに帯締めなんか見れるしね。しかし、いつみても悲しい作品だよ。ぐすん.......

はいからさんの性

照明の小中氏と下北沢で打ち合わせ。その後アートンへ行き、渡辺世紀くんの新作の試写をみる。
「ハイカラさんの性」というタイトル。セット、衣装、小道具がみごと。しかし、大正時代か、う～む、難しい時代に挑戦したなぁ。

花よりなほ

長屋物の映画がみたくて是枝裕和監督の「はなよりなほ」を見る。実に痛快な時代劇だ。なんか「どん底」と「どですかでん」が一緒にみれたような、でも、是枝作品なんだよな。人々の感情がえがかれてて滑稽にも見えて。衣装、セットもかなり汚いがそれが生活感をただよわせている。う～ん、いい時代劇だった。

兵隊やくざ

小道具を借りに高津へ、何だか最近物忘れが多い。気をつけねば。

「兵隊やくざ」監督 増村保造
ごぞんじ勝新太郎 と田村高廣のドタバタ兵隊物語。モノクロ作品。子どものころカラーの作品は劇場で見た記憶がある。親父が連れてってくれたんだなぁ。だが、子どもの見る作品かな？とその頃も６歳くらいで思ったものだ。

夢幻アトリエ４０１『女のいろあや戯画』 三国志プロジェクト第２弾『濁流を清めるは清流なり』

久しぶりに蘭子と渋谷に行く。西入さんの所属する石神井童貞少年団の夢幻アトリエ４０１というイベントの芝居「女のいろあや戯画」を見に行くためだ。いまいち何を言いたいのかわからなかったけど、女のなにか？は伝わって来た。不思議な時間だった。自分としては時間の交差をもっと取り入れたらぐちやぐちや感があっておもしろかったかも、でも、最後の西入さんは迫力あったなぁ。どんどんよくなるね。作者である森田金魚さんの大きな目も魅力的だ。すいません、生意気いっちゃって。その後ガットギター弾き語り「壷」を聴く。酒が飲みたくなった。


つづいて学校がある蘭子とわかれ笠原久未さんが出演している、三国志プロジェクト第２弾『濁流を清めるは清流なり』を見に池袋の芸術劇場へ移動。三国志の世界がわからなく始めは少しとまどったけど、劇が進行するうちにどんどん三国志の世界に引きずり込まれた。アクションもふんだんにあるし、役者さんがみないい。上手い！演出も客を飽きさせないように構成されてる。笠原久未さんは良い芝居にでてるなぁ。
その後、飲みたくて一人で立ち飲みコース。ほろ酔いで帰る。しまった！コンテ考えねば。トホホ.....

続 昭和エロ浪漫

久方ぶりに池島監督の初号試写におじゃました。おもしろかった。なんだろう？監督は昔のパワフルさとちがいなんだかすごく落ち着いた作風に見えた。不思議な間をつくるのもより時代がみえてきた。やっぱりフイルムっていいなぁ。機会があればまたピンク映画を撮りたいのだが。

乱

プレビューの提出日だった。一応オーケーをもらった。さあ、これから本編集だ。

何度か見たが、黒澤監督の「乱」を見る。色わけをしている敵味方の旗や衣装の甲冑、これだけ人がでてるからなぁ、しかし、馬の走りをこれだけ見せれるのはさすが日本が世界にほこれる監督だ。スゲー！の一言

製本

楓の本を印刷屋さんに翔くんと出しに行きました。明日には上がる。早速準備開始だ！

映画みれない！

なにかとあわただしく日々をすごしている。ひさしぶりに世紀くんの所に行き、「どんどろ歌舞伎ドキュメンタリ」の仮編集をみにいく。早くできればよいが。
自分の作品のキャストの件でばたばたしている。こちらも早くまとめねば。