イブラヒムおじさんとコーランの花たち

2006-04-21 01:02:20 | Weblog
資料としてカラミをずっとみていた。だんだん作品の良さがわかってきた。やっぱりいい作品はいい作品だ。だが、無理せず、自分のプランを自分らしく入れていこうと思う。

借りていた「イブラハムおじさんとコーランの花たち」をようやく見れた。
主演のオマー.シャリフは「アラビアのロレンス」や「ドクトルジバコ」にでていた人だ。いい年のとりかたをしているおじいちゃん俳優。名優きどりしない物静かな演技に凄く共感もてた。原作者のテーマは宗教、信仰、文化、目に見えないものの形態をとった本の3部作の一つだという。
父親から捨てられた少年と故郷を捨てた老トルコ人の雑貨屋の話だが、少年が違和感なくコーランの教えに支えられていく姿が現代人の僕としては不思議に感じた。でも少年が彼女にふられたときおじさんがいう。「君が彼女を愛したことをわすれなければいい。欲張らなくてもいいんだよ。」それもコーランの教えだと言う。あせらず、自分らしく、希望をもって、静かに生きていく。
フランソワ.デュペイロン監督

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