映画「スピードキューバーズ」
を観た。
副題は「世界を見据えて」。
2020年アメリカ製作。
40分の短編ドキュメンタリー。
ルービックキューブの達人が出て
きて凄い早業を見せる映画だろう
と思って観始めたが、良い意味で
想定を外された。
二人の達人が出てくる。
年長のフェリックスは豪州の少年。
もう一人はマックス。東洋系の
米国少年。
マックスは自閉症系の発達障害で、
治療訓練のために両親が与えた
ルービックキューブにのめりこみ、
優れた才能を発揮するように。
二人は競技会で顔を合わせるよう
になり、世界記録を競い合う。
マックスにとって、フェリックス
は憧れの存在。だが、マックスは
その感情を相手にうまく伝える
ことができない。
フェリックスは理解し、年下の
マックスにリスペクトを示す。
二人は親友となる。
マックスの両親が、マックスの
ルービックキューブの競技成績
よりも、マックスの社会的な成長
を喜んでいる姿が胸を打つ。