映画「相撲人」を観た。
2018年製作のイギリス映画。
19分の短編ドキュメンタリー。
監督はマット・ケイ。
出演は今日和(こんひより)ほか。
日本の女子相撲の今日和選手。
小学1年生から相撲を始め、中学、
高校と相撲部で活動。だが、全中や
高校総体などでは相撲の女子部門が
ない。アマチュア相撲の世界大会に
は女子部門があり、それを目標に
頑張ってきた。
その軌跡を描いたのがこの映画。
2018年のロンドン映画祭などで
上映され、BBCの「今年の100人
の女性」に選出されたりもした。
映画では、ジェンダーに対して戦う
女子相撲選手といい描かれ方だが、
Wikipediaによると本人の心中は
少し違うらしい。相撲が好きなだけ
だし、大相撲とは別物だと思ってる
とのこと。
あまり一般的な活動ではない。
それ故の苦労もあっただろう。
それでも我が道を進んでゆく。
気負いなく、淡々と、と見える。
この映画を観て、初めて近選手の
ことを知った。わずか19分の短編
だが、伝わるものは確かにある。
それに、イギリス人から教わるや
なんて、また面白いことやないの。