imagination puff

ふきだまり

マルタ②

2017-09-19 23:47:48 | Travel

ホテル着いて休みたかったけど、身体にムチ打って、デリカータのワインフェスへ。

マルタは密かにワインがうまいと言う。

大きなワイナリーがMeridiana、Marsovin、Delicataと3つあって、

アッパーバラッカで年に1-2回、ワインフェスをするそう。

入り口で15ユーロ払って、チップ20枚とワイングラスをゲット。

ワインごとにチップの枚数が決められていて、3枚から7枚まで。

そりゃ、ワインは好きだけど、明日からのこと考えると控えとこうと、

7枚のワインを飲む。

それでもグラスに結構注いでくれるけど。

ワインのお味は、まー、ハウスワインと思えば納得。

フードもいろいろあって、ハンバーガー頼んだらかなりでかかった。

赤白一杯ずつ飲んで、翌日に向け、早々に退散。

座る場所がないし人も多いから、ゆっくりできる感じじゃないけど、

外でいろいろなワインを飲めるのはグッドだった。

 

翌朝、早起きして、マルサシュロックの朝一へ。

セントジュリアンからはバレッタまでバスで行って、

そこで乗り継ぎなんだけど、みんなマルサシュロックに行くようで、

バレッタからのバス停は長蛇の列。

一瞬、ほんと一瞬で諦めて、タクる。15ユーロくらいだったか。

バスが1.5ユーロと安いからタクシーの高さが気になるけど、

東京でタクることや、旅行先の貴重な時間を考えると、

まずまずの値段。場所で一律だし。

マルサシュロックも観光客が多い。

朝一の通路は歩けないほど。

勢い込んできたはいいけど、特に買うもんもないねぇ。

お土産屋さんが連なっている感じで、お土産を買うにはいいけどね。

暑いし。

そう、ここで気づいたけど、マルタ暑い。

日向は暑い。

なんで、早めにお昼ご飯。

ガイドブックにも載ってたTartarunというお店。

一応、事前に予約しといた。

白ワインと一緒に、貝エビのバター炒めとロブスターのパスタを食べた。

これは、美味しかった。

特にエビがぷりぷり。火の入れ具合も絶妙で、満足。

店内の半分くらいが日本人だったな。

 

マルサシュロックからバスでバレッタに行こうとしたら、

一つ目のバスは人が多くて乗車拒否された。

30分に一本しかバスがないのに。

2本目のバスはバレッタ行じゃなかったけど、

暑い中ここで待ち続けるのは無理ととりあえず乗る。

で、ここで気付く。

バスはほぼバレッタから放射状に伸びてる。

郊外にいる場合は、とりあえず来たバスに乗れば、

バレッタの近くまで行けるし、

バレッタ行が来たら、迷わず必ず乗るべし。

辺鄙なバス停で乗りたい路線のバスを待つよりも、

とりあえずバレッタに行って乗り継いだ方が結果的に早い。

本数少ないバスはこんなふうに乗車拒否されるリスクあるし。


マルタ②

2017-09-17 19:56:26 | Travel

マルタの空港って、国際空港のくせして両替所がないんだね。

ユーロなんて持ってないから、まずはATM探しに奔走。

というほど、奔走してないけど、聞くと、

チェックインカウンターの横の分かりにくい場所にあった。

無事にユーロをキャッシングして、vodafoneでSIM買って、

ここはさすがに社会人の威力を発揮しようと、

タクシーカウンターの列に並ぶ。

後ろにも日本男子が並んでいたから、一緒に乗りますかと尋ねる。

ちょうど、二人ともセントジュリアンだったので、

一緒に行くことにする。

彼は、会社の休みを利用して、マルタに語学留学に来たそうな。

遊びに来た自分とはわけが違う…。

 

車の中ではずっと話してたから、なかなか景色も見られなかったけど、

やっぱ、いいわ、ヨーロッパ。

20分ほどでセントジュリアン着。

先に彼をおろし、ホテルに行くと、運ちゃんが少し機嫌悪そうだったので、

ごめんねと、チップを渡して、バイバイ。

いやー、長かった。

やっとマルタ観光の出発点に着きましたよ。


マルタ

2017-09-17 19:01:57 | Travel

もう一月前になっちゃったけど、マルタ旅行の追憶。

飛行機での行き、初めて急病人が出て、近くの空港に降りる飛行機に乗り合わせた。

夜行便だったから寝てたんだけど、どこか遠くで医者を探しているアナウンス。

そんなに大事だと思っていなかったんだけど、CAが何やら慌ただしくなって、

機長から、シンガポール空港に緊急着陸すると。

飛行機はグインと航路を直角に曲げ、一路シンガポールへ。

前の方では心肺蘇生をやっているのが見えて、

携帯ムービー撮らないで下さいとのアナウンスあり。

ドバイでの乗り継ぎ時間は2時間半くらいだったはずだけど、

希望は持ちつつも、これは乗り継げないなと半ば諦めに入る。

 

シンガポール着陸。

ここで焦っても仕方ないと、腹を決めて、これ幸いと睡眠を取ることにする。

1時間半くらいして、何やら飛び立つ気配なんだけど、

今度は、左前に座っていた少年の吐き気が止まらないらしく、

家族はシンガポールで降りることを決断。

なんやかんやで、結局2時間くらいして離陸。

 

ドバイ着陸前に、乗り継ぎ便の情報は地上係員に聞いて下さいとアナウンス。

そうだよな、CAに聞いても、細かいことまで分からないだろうな。

乗り継ぎ便として、機内のモニターには上がってくるけど、ゲートは書いてない。

次の便の15分前にドバイ着陸。

次の飛行機が待っててくれないかなーと淡い期待を抱きながら降り立つと、

エスカレーター式にTransitカウンターまで誘導され、

そのままそこの係員に翌日の同じ便のビジネスクラスのチケットと、

今日のホテルのチケットを渡された。

 

でもなぁ、最近、諦めが悪くなったんだよなぁ。

しかもまだ朝の8時。ここから24時間待つのはもったいないし、

24時間あったらさすがにマルタに着くだろう、と根拠のない確信を持つ。

もう一度、列に並び直し、他に便がないか聞くも、お兄さんの前に撃沈。

改めて列に並び直し、他に便がないか再度聞くも、おばさんの前に撃沈。

作戦変更して、幸いにもドバイはWifiが飛んでるから、

自分でマルタまで最速で着く方法を調べることにする。

たぶん、マルタへはエアマルタが一番本数が多いだろうと思い、

チケットを予約するときに見た他の経由地を思い出しつつ、

発着便の案内板を見る。

と、ちょうどよい時間帯にドバイ発イスタンブール行の便があって、

調べると、イスタンブールからマルタへちょうどよく乗り継げて、

18時にはマルタに着くという。

いや、これしかない、と思って、

列に並びつつ、イスタンブール発マルタ行の便の予約を、

最後のクリックだけ残して、トランジットカウンターでまずは交渉。

 

このチケット、イスタンブール行に変更してくれ。

お前は、マルタに行きたいんじゃないのか?

うん、マルタに行きたい。

じゃあ、明日しかないよ。

いやいや、何としても今日中にマルタに行きたいから、

イスタンブールで乗り継いで、マルタに行くんだ。

イスタンブール―マルタのチケットは自分で買うから、

イスタンブール行のチケットに変更してくれるだけでいい。

分かった、調べる。

この便で間違いないか?

うん。

 

と、そしたら、他社便にも関わらず、イスタンブール経由マルタまで抑えてくれた。

イスタンブールへはビジネスで。

ありがとう。さすがエミレーツ。

評判のエミレーツのビジネスを満喫しつつ、美味しいワインを頂きつつ、

イスタンブールに着いて、とりあえずトルコビール飲んで、

今度は時間通りマルタへ飛んだ。

 

いやー、24時間で5か国を経験するとは。

でも、ミニマムロスで済んでよかった。

おかげで睡眠も十分にとれたし、これでマルタを楽しめる。