ささやか きゃらこ

文章を作る練習も兼ねて
普段のあれこれをここに綴っています。
よろしくお願いします。

お誕生日 = 成長 だったなぁ

2020年05月20日 | 親ばかの雑談
昨日 子はひとつ歳をとりました。
書き始めをこう書こうと決めた時、ふと、
誕生日を迎えた自分の子どもに対して
「ひとつ歳をとった」
という表現が 普通に出てきたなぁと思いました。
目に見えて成長している頃は
「ひとつ大きくなりました」とかね。
中学生 高校生あたりは
「ひとつ大人に近づきました」なんて言ってみたり。
昨日となにも変わってなくてもね。

こういう節目には
つい成長を探してしまいます。
これも一応 親心なのでしょうか
今となってはだいぶ遡らないと見当たりませんけどね(笑)
来年も再来年も
その次の年もそのまた次の年も
たぶん
毎年同じ事を考えてそうな気がします

つい先日、電話で話しました。
用件の話が済んで雑談になったのですが、
「じいちゃんってどんな人だったの?」
と 聞いてきました。
私からみたら義父上になる人の事です。
子が3歳の時に倒れ それがきっかけで認知症にもなり
子は 病気のおじいちゃんしか知りません。
子自身の思い出の中のおじいちゃんの話は
何度もした事がありましたが
病気になる前の、
本来のおじいちゃんがどんな人だったのか
そういえば きかれた事なかったかも。
子を抱っこしてにこにこしている写真を見ながら
「オレ 全然覚えてないけどこんな時もあったんだね」
「そうだね キミにはいつもこんな感じだったよ」
なんて話になっても
それ以上の話にはならなかった気がします。
「キミの知ってるおじいちゃんとは正反対に近いかもね」
とはいえ 私だって5年くらいの付き合いなので
病気になってからの方が倍以上も長い
夫家族とは同居以外の選択がなかったっていうのもあり
必然的に濃い付き合いにはなりましたので
ある程度の人間性は知ってると思ってますけどね。

「オヤジとじいちゃんも毎日乾杯してっけのかな」
「毎日会ってるわけでしょ? 親子でどんな話してたんだ?」
「倒れた前日まで現役で仕事してたんだよね」
••••••

知っている限り ひとつひとつに
答えになるような話をしました。
「そんな話聞いたら オレ 涙出てくる」
ぐすっ•••
え、あれ、泣いてんの!?
あ、そだ この人 寝てなくて酔ってんだった•••
「おいっ もう寝たら」
「じいちゃん すげーなー。もっと話ききてーわ」
「いやいや 寝ろって。また今度ね」
気付けばお昼も過ぎてる•••
2時間以上しゃべってる
今度なんていつになるのかわかんないけど
また今度。
おじいちゃんの事や
おじいちゃんと父親の関係みたいな事が知りたいなんて
これも大人になっていってるから?
なんて
ただ 気になっただけかな。
自分の一部だもんね。
何はともあれ
お誕生日おめでとうなのです。


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