シャワーばかりでなく。

患者さまと、「暑いなぁ」がもっぱら挨拶となってる。

お話していると、
毎日ビシバシ、『冷やし生活』を謳歌してなさる。

一日の長い時間冷房をかけ、冷たいもんを好んで食べ、
風呂はサッとシャワーで済ます、てな具合。

「身体冷やすん、だ～いスキ」と言いなさる方も。

今年は暑くなり始めが早かったから、
『冷やし生活』は、ゆうに1ケ月以上続いてる。

しかし、僕は発見してるんでござるよ。
患者さまのお身体にそういったツケが出始めてる事を。

ご本人に自覚症状が無い段階でも、すでに、
えっらい筋肉が固くなってますやんか。

これ、時限爆弾みたいにサイレントに症状が進み、
ある日突然、ドッカ～ンて爆発するパターンかもよ。

冷やすと快適、しかし後から出てくる身体の『冷害』。

今年は炎暑だけど、そんな中でも少しだけ『冷やす』
から離れる時間を持ちたいものでございます。

例えば、シャワー派の方。

お仕事が休みで時間ある時にでも、せめて週1回で
いいから、ゆっくりお風呂に浸かって下さいな。

風呂はセルフ治療、いわゆる『湯治』を兼ねてるの。

独り暮らしの方ほど、シャワーで済ませてはるのね。
(↑当院患者さま調べ)

風呂沸かしてくれる家族がいないと、そうなっちゃう。

風呂以外に、あとはねぇ、

1日1回は、短時間でいいから汗をかいて欲しい。
長い時間でなくていい、ほんの5分でいいから。

夏は夏らしく、発汗する事も自然で大切だと思う。

ただし、前述のお風呂もそうだけど、
発汗前後に、必ず水分をお摂りになるのが鉄則ですよ。

ところで。

冬でもシャワー派の1人暮らしの男子学生さん、
風呂で身体をいたわるよう、お伝えしたところ、
早速実践しようと試みた、素直で良い子ちゃん。

しかし、

「風呂掃除をサボり過ぎてて、バスタブに浸かるんが
　気持ち悪くてでけんかった」、との事でありんした。

( ﾟДﾟ)あのねぇ…。

ならば最後の手段、
実家から母ちゃんを呼びたまえ。
母ちゃんにカ〇キラーしてもらうしかないな。