娘の留学中、毎年三十三間堂に、安全祈願をしていたお祖父さん。
無事に過ごせたお礼と、娘のアパート訪問に出かけた時の話。
アパートへ到着した途端、「早よう、京都へ行かんと、帰れん様になる」 って言い出す。
心中 (嘘!! 今着いたばかりなのに)
住んでいる町を案内したりとか、色々考えていた娘だが・・・・・。
旦那とお祖父さんに、せかされ、せかされ、三十三間堂へ。
三十三間堂へ着いた途端、「早よう見な、帰れん様になる」 って言い出す。
心中 (昨日、他にもう1箇所、観光するって言っていたはずなのに)
何とか、旦那とお祖父さんを、説得するやら騙すやらで、永観堂へ出発。
永観堂観光へ、娘と年寄り夫婦の3人は出かけた。
ヤレヤレ ┐(´ー`)┌ マイッタネ えっ私達夫婦は? って。
観光シーズンゆえに、駐車場????
永観堂付近の道路で駐車し、3人を待った。
「京都へ行っていたの。紅葉、華麗かった?」
「街並みの紅葉は未だ。永観堂は、綺麗だった・・・・・・らしいよ」
折角の京都を、大慌て風に出発し、帰路へ。
夕食をした西宮の店で長時間かかり、結果的には、深夜の帰宅に。
折角京都迄行ったのだから、京都でゆっくりタイム希望の親娘でした。
どんどんお願いしますね
せっかくの旅行だったのにね
三十三間堂毎年行かれてたんですか?
あの仏像の前にいるとなんだか安心感があっていいですよね、時間があればじっと向かい合いたいですね
京都は何回行ってもいいですよね
行きたくなってきたぞ
先に関空で荷物を預け、京都へ直行。
博物館、美術館好きの娘だし、その時の私の目的は京都博物館でした。
大昔見た三十三間堂は近くなので、ついで観光。
三十三間堂からは、寄付付きの本が毎年2回送られてきます。
お祖父さんが、娘の名前で送られてくる本を開封。
その後、お祖父さんが郵便局で、毎回寄付送金したと言う話です。
本の中に無料入場券があり、やっとお祖父さんが使えた訳です。