![]() | その日のまえに重松 清文藝春秋このアイテムの詳細を見る |
コミックばかりですので、たまには小説を。
「その日の前に」
重松清作です。短編が7つ入っていますが、すぐ読めてしまう割りに、ずしんと胸に来ます。
思わず涙が出そうになります。
いつか自分が迎える「その日」または、愛するものが迎える「その日」
生と死が語られています。
たとえ、その人がなくなっても愛する人を亡くし残された人の中には
その人はず~~と存在している。何年たっても。
命が失われたとしても、存在するってそういうことなのかなと・・・
テーマは重いですが優しく暖かな文章でつづられ、すぐに読めます。
お勧めです。