かっつさんの独り言

生活の一部のご紹介。

南紀白浜 報告3(熊野古道を歩く:午後の部)

2011年05月03日 12時27分32秒 | 日記
バスを見送って、観光センターで情報収集。
・次のバスまでは約1時間
・バス道を歩くと1時間以上→歩いている途中でバスにぬかれる
・タクシーは町で2台のみ

ここでも職員さんから「なんでバス道なんか歩こうとするんですか。」と言われて、
昨日同様、我々のバス道を歩くという無謀な計画はなくなりました。 (待つより早いと思ったけど、知らないってオソロシイ

こんな八方ふさがりな状況でしたが、かるく昼食をとって熊野本宮を参拝したら、タクシーがつかまりました。
運転手さんいわく、「バス道は9km。山道は7km。そりゃ、とてもバス道は歩けないよ。」


「発心門王子」 より歩き始めます

参考までに・・・
「王子」とは難行苦行の信仰の道をつなぐために設けられた神社で、熊野権現の御子神を祀る分社のことです。
「発心王子」は格式が高い5つのうちの1つです。

途中で老夫婦の人形が迎えてくれます。 
水の重さを利用して老夫婦が手をあげると「ようこそ熊野古道へ」となるのですが、タクシーの運転手さんによると、
2代目になってからは、よく故障するとのことでした。

「伏拝王子(ふしおがみおうじ)」からの眺め 
文字どおり、ひれ伏して拝むことができることからこの名がついたようです。矢印部分が熊野本宮です。

午前中と違ってアップダウンが少ない歩いていて気持ちのいい道でした。
本宮までは番号のついた標識があり、  午後は62番から75番まで辿りました。 
途中、「あとどのくらいかなあ」と思うとこの番号表示がでてくるので、
現在人のために、心がおれそうになるのを止める役目なのかと思いました 

1日で3.4km+7km=10.4km 3時間半弱のハイキング。 万歩計の表示は20000歩を超えました





南紀白浜 報告2(熊野古道を歩く:午前の部)

2011年05月03日 09時17分47秒 | 日記
こんなに広いエリアにわたってあるとは思いませんでした。
奈良や三重の方からも続いています。→ http://www.write.co.jp/kumano/map.htm

宿泊が田辺というところだったので、中辺路(なかへち)の一部を歩くことにしました。(中辺路だけでも歩けば1泊2日がかり。)

4月29日

計画:熊野本宮に車をとめて、「発心門王子」までバスで移動。熊野本宮に到着する初心者コースを歩く。

熊野本宮まで車で2時間くらい。一般道でも信号もない山道。単調な山道って運転していても眠くなるって初めて知りました

 熊野本宮入り口。ここにゴールする予定です。

バスに乗ったら・・・  
バスの中にはガイドブックが置いてあり、ルート別の詳しい地図が載ってました。   
「この見やすいガイドブックはネットにのせるべきだ。」と夫かっつさん。

乗ってしばらくして、 あれ? なんか違う気がする・・・ バスの方向間違えてしまいました

急遽、計画変更(早すぎる??
硫黄のにおいが立ち込める「湯の峰王子」  より熊野本宮に戻るルートで歩きます。バスは2時間に1本ペース。戻るバスを探すより歩くことにしました。
「熊野古道」という標識をみつけたので、歩きだしたら  こんな急な山道。

途中で、ワラビっぽい芽がいっぱい出ていたけど、同じシダ植物というだけで、ワラビなのかは不明。

 ↓
こんな道が続きます。  

気付けば、「大日越」というルートを歩いていました。
 この距離で1時間ちょっとのハイキング。

熊野本宮に戻ってきたところで、本来乗るはずだった方向のバスが出ていくのが見えました。
・・・ということは、次のバスまで2時間待ち???