ある日、相続が発生した。

2007年頃に起きたことをつらつらと書いてます。

ある日、相続が発生したら

2014年06月28日 | ある日、相続が発生した。

ある日、相続が発生したら。

まずは落ち着きましょう。
相続というのはいきなり発生することもあります。ですから、慎重に行動しましょう。
ですが、スピーディに動くことも必要になります。

必要に応じて専門家に相談するのもいいでしょう。
もしかしたら友達や知り合いに詳しい方がいるかも知れません。ヘルプを出すのもありだと思います。
どうしても駄目なら法律の専門家に丸投げも出来ます。お金はちょっぴり高いですけどねw

ですが、一番大事なのは人との信頼関係をどこまで築けるか、またどこまで築いているかということに尽きると思います。

相談する相手は本当に信用出来ますか?
出来ないと思うのなら、専門家にお願いした方がいいかも知れません。

仮に信用出来る相手だとしても、話の内容によっては重すぎるかも知れません。
そんな時、人は無意識に重い話を避けようとします。別に不自然なことではありません。嫌われた、拒絶されたと思うのは早とちりかも知れません。
誰だって重すぎる話の責を負うのは辛いのです。
そんな時は生温い目でスルーしてみましょう。多分、落ち着きます。

相談すると決め、そして相手も承諾してくれた場合、話し合いは積極的に行いましょう。どこかで齟齬が生じている可能性もあります。
ていうか、大抵生じますw
そのことを念頭に置いて慎重に話を進めた方がいいでしょう。

亡くなった方の遺志は尊重するべきですが、物理的に出来なかったり、精神的に無理だったりすることもあります。
そういう時は……亡くなった方には申し訳ありませんが、自分の出来る範囲のことだけでいいのです。出来ないことは出来ない。
どこを切り捨てて行くかをはっきり決めましょう。

相続財産を分割する場合は気をつけましょう。
金が絡むと人間、本性が出ます。というか、慎重に言葉を選んだ方がいいかも知れません。
それまで仲の良かった兄弟がいきなり大げんかを始めるなど、フツーにあるそうです。怖いですね。

そして何より大事なのは。
長期戦になっても折れない心を持つことです。
特に不動産が絡んでいる場合、相続財産の処理には本当に長時間かかることがあります。
めげずに待ちましょう。待つことが苦手な人も、頑張って待ちましょう。
待つことで解決することもあるのです。

困った時、苦しい時、信頼用出来る人のことを思い出してください。
大丈夫。
築き上げた信頼があれば、あなたが本当に困っている時、必ず誰かが助けてくれます。

人はそれほど捨てたものではありません。
何年も掛かりましたが、何とか処理出来た私(ただの一般人)が言うのですから間違いないと思います。

……なお……書くまでもないことでしょうけれどもw
私は著作権を放棄してはいません。(当たり前ですけどw)
その点、よろしくお願い致します。

著作者の権利の内容について(クリックで文化庁のサイトにジャンプします)

それでは、みなさまが相続で困ったことにならないよう、祈念してこの話を終えようと思います。
ありがとうございました。


ある日、相続が発生した。149

2014年06月27日 | ある日、相続が発生した。

多分、次で終わりです。
長々とお付き合い頂いた方々にはありがとうございます、と感謝の言葉を先に述べさせて頂こうかと思います。
もう少し、お付き合いくださいませ。



J県に戻った私を待っていたのは……社会福祉士の渡瀬さんからの電話でした。
どうやら年金関係の書類についてのことらしく?
んー? 年金の処理はしてきたはずなんだが……と思いつつ、該当書類を転送して頂くことにしました。

渡瀬さんが焦ってすみませんすみませんと何度も謝っていらっしゃいましたが、その程度のことは大丈夫っていうか、逆にミスがないという方が難しいと思います。

数日後、封筒が届きました。
入っていたのは平井汀子さんの遺族年金関係の書類と、年金機構からのお知らせでした。
な・る・ほ・ど!
そういえば以前、平井汀子さんは近衛不動産の営業さんを通して遺族年金を受けられるように手続きしていましたね~。それでしたか。

とりあえず生計が一の親族はいなかったので、証書の破棄という手続きを……というか、破棄するというハガキを送り返すことになりました。
前に役所から後から支払いが来るっていってたのは、これだったのかな?
どちらにしろ、手続きは既に孫である次女が行っているので、請求が行くなら次女のところかと思います。
あ、お金は先に渡してあるので問題なしです。

それから司法書士の三星先生のところから、平井汀子さんの財産についての調査結果が送られてきました。
どうやら生前に平井汀子さんは財産を全てQ県信金に集めていたようです。他の銀行などには財産は殆どありませんでした。
小銭は……あるんですけど、出す方がお金が掛かるので、今回は無視ですかねー。凍結になると思います。

これで、一段落ですかね。
あとは来年に確定申告して税金を納めれば終了ということになりました。
他に抜けがなければこれでおしまいということになりますかね。

以上!

ここまで読んでくださった方々、ありがとうごさいました。
そして関係各位、おつかれさまっした!!! &ありがとうございました!
みなさんのおかげで片付けられたと思っています。
私には感謝することしか出来ませんが……いつかもし、相続で困るようなことがあれば、私の書いたモノが少しは役に立てばいいなあ、と思います。


ある日、相続が発生した。148

2014年06月26日 | ある日、相続が発生した。

日に日に暑くなってきましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
取引が終わってから一体なにをしていたのかといえば。

寝込んでいましたwwwwwwwwwwwwwwww

えっと、色々片付いたことで気が抜けたのか、翌日までは動けていたのですが、その次の日くらいから動けなくなり、長女にヘルプコールしました……(汗)

いやあwwww
人間、無理は駄目ですねww

でも私的には無理した気はなかったんですけどねえ……。
やはり長丁場だったというのが一番の理由でしょうか。

こんなことを書いている、ということは、話は既に終了しているということですが。
一応、売買の経緯などをさらっと書いてみたいと思います。



先日、Q県入りしました。取引の日よりちょっと早かったのですがw
実は観光がしたくてですね!ww
いやあ、たまにはいいじゃないですか、観光。
久しぶりに観たいという気になれたというのも嬉しかったですけどね。

それまではQ県っていうところは私にとって呪われた地でしかなく……。
行くと必ず気分が悪くなったりとか、落ち込んだりとか、うんざりしたりとか色々あったのですが、今回は『もう何も怖くない』(ぉぃ)という状況でしたので、親友と観光するって約束をしていたのです。

でも、その前に。

Q県入りしてすぐに私は近衛不動産の営業所に向かいました。
実は手土産を持参していたのですが、売買契約中に営業さんにお渡しする、というのはちょっと……(汗)
司法書士の三星先生の方は私が個人的にお世話になっているので、私が渡す分には問題ないのですが、近衛不動産の営業さんは買い主の方とのお付き合いもありますから、その方の目の前で私だけが土産を渡す、というのもどうかと思ったのです。

じゃあ、土産なぞ買わねばよろしい、と思われる方もいらっしゃるかも知れませんが……残念ですが、私にはそんな選択肢はねーのです。
つーか、これだけ世話になってる方に土産のひとつも持たずに会うってこと自体があり得ない。
ですので、当然のように営業さんにもお土産を買っておりました。
先にお渡しするのとご挨拶をしておこうと思って営業所に寄らせてもらったのです。

現地到着し、中に入るとすぐに営業所の方がいらして、担当の方の名前を出すとすぐに来られました。
私も行くとは言っていなかったのでちょっと驚かせてしまったかも?
まあでも、ご挨拶してお土産を押しつけてすぐに去りましたので強襲みたいになってしまったことは勘弁してください(汗)

その後、親友と落ち合って夕飯……というところから、売買当日まで飛ばしますw

待ち合わせはQ県のとある銀行の本店でした。
指定時間より少し早くついたのですが、誰も見当たりません。
んー? と、思って私は中に入って銀行のお姉さんに約束があるので待たせてくれと頼んでみました。
するとあっさりおっけーが出まして。

で、窓口の前でぼーっと座ってたら、銀行員のオネエサマがいらして、ちとせ様ですか、と訊かれました。
はいそーです、と答えると、取引相手がまだいらしていないので、ちょっと待ってくださいと言われました。

なるほどー。そうかー。
この手の取引ってわざわざ銀行側に知らせてからするのかー……って、考えてみれば当たり前なんですけどw
でかい金額を動かすので当然ですよね。でも、私は知らなかったので、感心してしまいました。

すぐにまた、銀行員の方がいらして2階に案内されました。
ほほー。2階で取引とかするんだ~。個室じゃないのね~。へーーー。
(物珍しいので周囲を見回しまくる私。案内のお姉さん、ごめんねw)

そんでもって、応接セットの一部? パーテーションで区切られたところをお借りして、取引開始。
まずは買い主の方とご挨拶。名刺を頂きました。
すみません、名刺持ってなくて……。いや、ぱんぴーだからフツーは持ってないよね?w ですよね?www
うん、私の対応は間違っていない。……たぶん。

そこで先に計算しておいた金額を振込用紙に記入しました。
実印を押したり色々あったのですが、無事に取引成立。お金は3人の子供の口座に無事に振り込まれました。

なんだかんだとありまして。
買い主様と近衛不動産の営業さんが離席した隙に、こっそりと三星先生に土産を渡しておきました。
その際にしみじみと三星先生が。

「長かったですね」

そうですね、ええ、そう思います。

司法書士の先生は土地の分割協議の時からずっとお世話になっていまして、その時から考えると……本当に長かったです。
でも、これで全てが終わった訳ではありません。

また、何かあったらよろしくお願いします、と言っておきました。
実は司法書士は入った仕事を自由に断ることが出来ません。何らかの事情がなければならなかった……はず、多分。
法律が変わっていなければそのはずです。
(もし変わっていたり違っていたらすみません(汗))
ですが、こういうのは縁のものですからね~。信用出来る方にお願いするのが普通かと思います。
ただし、先生が忙しいこともあると思いますので、もしその時はどなたか信頼出来る方をご紹介頂く形になるのかも知れませんが。

そんな話もしつつ、取引は終了しました。
買い主様と営業さん、三星先生にご挨拶をしてから、私は銀行を出て……
一直線に別の銀行にwww

実は私が普段使っている銀行はQ県には支店が一店舗しかなく、そこでしか手数料なしで金が出せません。
もっとあってもいいと思うんですけどねー……。やっぱり地銀が強いのかな。

観光もして、たっぷりお土産も叩き送り、私はQ県からJ県に帰りました。
……ですが、ここで話は終わりません。実はまだ残っていたものがあったのです。
それはまた、次の話で。


ある日、相続が発生した。147

2014年06月23日 | ある日、相続が発生した。

そろそろ畳み時であろうと思われるこのネタですが。
とりあえずこれまでの流れをざっくりと書いてみたいと思います。

○司法書士の三星先生

三星先生とは神無城不動産の紹介で初めてお会いした……のかな?
その後、土地の分割協議が始まって以来、様々なところで大変お世話になりました。
遺産の調査についてもお願いしていたので、それらのことについてもお世話になったのです……が。

ひとつだけ書いておくなら……様々な状況から齟齬が発生し、Q県の司法書士会に私が凸ったことでしょうか。
この件に関しては詫びを入れるつもりはありません。フツーに反応しただけですので。

ただ、そのことをきっかけにQ県というところが『出来ると叩かれる』という凄い環境だということを知ることが出来ました。
いえ、三星先生が仰ったのではなく、状況的にそうだと私が勝手に推測した訳ですけどねw

わざわざこちらまで足を運んで下さり、お詫びしてくださったのはとても不思議というか……。
そこまでして頂かなくても、とは思ったのですが、話を聞かなかったら何も判らなかったままだったと思うので、結果的には良かったのかなと思います。

そんな経緯があって今に至る訳ですが。
三星先生は色々な事情を一番よく把握していらっしゃるので、大抵は丸投げって形にしてしまうことが多いのですが、今回ばかりはそうはいかない感じでしたので私の方からQ県へ行くことに。

それでも出来ないことは出来ないので、三星先生にお願いしたことはけっこーあったのですが、相変わらず格安なんですけどww いいのかな、これ……。

○近衛不動産との流れ

近衛不動産との流れは……
神無城不動産が信用出来ないと思って話を持っていったところが最初でしょうか。
神無城不動産の時に痛い目を見たというか……私が余計なことを言ってしまったためか、殆ど動いてもらえなかったというか?w
まあ、色々あったので、近衛不動産に持って行った時、私は最初は殆どこちらのことを喋りませんでした。
必要最低限と思われるデータしか渡さなかったんですね。

結局、なんだかんだとありまして。
色々と話しても問題ないということから、今では隠し事は何にもありませんけども。
ただ、私が言っていないことを平井洋司さんのお母上が何か言っていらしたかも知れませんが、それは私の知るところではないのです。
……彼女とは最後まで一度も会話をすることもありませんでしたからねー……。
(事情をお察しの方は生温い笑みを浮かべてスルーして頂けるとw)

平井汀子さんが亡くなられたということで、今度の契約は恐ろしくスムーズに進みました。
特別な問題はなく、買い手もすぐに見つけて頂けたので……本当に助かりました。
書類などの手続きについても親切に教えて頂けたので、問題なくやり取り出来たと思います。

でもって先日、取引確定のお知らせ的な手紙が届きました。
ですのでQ県に行ってきます。
よくここまで粘り強く……というか、辛抱強く待って頂いたと思います。ええ、ええ、本当に。
特に近衛不動産の営業さんには平井汀子さんが大変お世話になっていて、その分、料金に乗せてくれてもいいものを、残念ながら今の法律ではそれも出来ず。

……あれですかね? 菓子の下に金を入れる的な?

とか言ったら冗談でスルーされましたが、割と本気でした。
法的に多分、引っかかりますから出来ませんけども。
それに厳密には私の金ではないので、私の勝手でどーこーは出来ないのです。
(まあ、子供3人共、お世話になっていることは十分に承知してますので、将来的に不動産の売却などが発生した時に、この時の近衛不動産の営業さんの存在のありがたさが身に染みるでしょうがw)

近衛不動産の営業さんとは取引の時にお会いする予定です。

○平井汀子さん

もうお亡くなりになっていますので、これ以上は私から言うことはなにもありません。

○中山次郎さん

まあ、もう関わることはないと思いますが、もし何かしら問題が発生した時には、平井汀子さんが亡くなる前も、亡くなった後も『わしゃー知らん!』という態度を貫いていた、という事実だけは残っていますので、それを材料にして差し上げようかと思います。

……ま、ないでしょうけどねw

○買い主様

不動産屋……さんなのかな? よく判らないのですが、買って貰えるなら別に詮索する気はありません。
近衛不動産の営業さんが持ってこられた話ですので、問題はないと思っています。

○平井洋司さん

そしてこの日記の発端となった平井洋司さんですが。
今は亡くなった家族三人で向こうで仲良く過ごしているのかな、と思うことにしています。
彼がもし、土地が自分の財産だと気付いていれば、と思うことはありますが、ifの話をしても仕方がありませんからね。


以上がここまでの流れですかね?

あー。
やっと片付きそうでマジほっとした……(泣)
書き始めた時にはどうなるのかと思っていたのですが、これで何とかエンドマークが入れられそうです。

あとは後日談として売買の様子をちらっと書く程度だと思います。
ここまで色々とご相談に乗って下さった方々、本当にありがとうございました。


ある日、相続が発生した。146

2014年06月18日 | ある日、相続が発生した。

一応、通し番号をつけてはみましたが、今日までの流れはそれほど大したものではなく。
まあでも、記録的に書いておこうかと思います。

○契約書類諸々

近衛不動産に仲介してもらって売買契約が進んでます。
ていうか、今日、やっと書類を送り返しました。ぜいぜい(汗)

まずは近衛不動産から送られてきた書類に付箋を貼りまくり、次女のところに転送。
付箋のところに署名・捺印してもらってから長女のところへと書類転送。
でもってその書類が昨日届いたということで、今日は長女に書類を持って来てもらいました。これで1日ショートカット出来たかな?(汗)

明日には近衛不動産に書類が届く予定になっています。
その報告も兼ねて近衛不動産の営業さんに電話を入れておきました。
書類が無事に到着したらその報告と次の流れに移行する説明を兼ねた電話が入る予定になってます。

途中何度か電話で子供3人とはやり取りしていて、売買契約は3人同意の上で進めています。
(当事者に確認するのは当たり前ですけどw ここをすっ飛ばす人が過去にいましたからねえ……ww)
売却先は個人的には知らん不動産業者ですが、フツーに売れれば別にどーでもいいです。
私個人的には不動産として有効活用出来る方に買って頂くのが一番良いのではないかと思っていたので、買われた後、土地がどう使われようが構いません。
現状放置が一番ヤバいのは見た目にもはっきりしていますしね。

そんな訳で着々と事態は進行中です。
取り立てて問題も起きていないので、このままいけば何とかケリがつくのではないかと思います。

契約の流れなどは特筆するようなことは何もないと思うので、後でざっくりとまとめることにしましょうかねー。
出来れば150までで終わらせたいですね、このネタはw