海人(うみんちゅ)ちさとの<つれづれなるままに>

<金城ちさと>の日記のようなもの♪
「夏木ゆうな」の名前で踊り子やってます☆

7日(火)再びりくたか

2011年06月09日 18時34分49秒 | Weblog
今日も、りくたか。
被害が大きい地域だけに、都ボラのかなりの数のチームが派遣されるの。
ボラセンでの朝のミーティングで、「昨日も○○地区でご遺体がみつかりました。みなさんも、もしかしたら見付けることがあるかもしれません。その時は冷静なご対応をお願いします」という話がありました。移動中の車の中で、「冷静な対応って、僕は自信ないなあ」って言うメンバー
もいて、ちさとはどうするのかなあって考えていました。

現場についたら、おじいちゃまがいらっしゃって、依頼者さんだと思いあいさつしたら、「自分じゃわからないから、帰ってもらってかまわない」と言われて、えええええー!
Σ( ̄□ ̄;)
どうやら、依頼者さんである息子さんが、ボランティアは来ないと思ってでかけてしまったのだそうで。
はうー、どうしよう。
と思ってたら、おじいちゃまが敷地内を案内してくれて、「前から津波がきた。で山に跳ね返って後ろからまた来た」「ここにお米をためておく箱があったけど、みんな流されちゃった」などいろいろお話を始めた。
方言で聞きにくいけど、すごくお話が上手でした。
近くで待機しているメンバーに状況を説明して、ちさとは連絡をとるから、みんなはおじいちゃまとお話してみればと言っておく。
お話を聞くのもボランティアだと言われていたし♪

ちさとが連絡を終えて戻ってきたら、メンバー9人でおじいちゃまを囲んで笑っている。
おじいちゃまは、若い頃に役所の試験を受けたけど4年連続で落ちて、「なんで、こんな優秀な人間を落とすんだ!」と市長さんに文句を言いにいったとか。で、その時の市長が○○といって、そのあと、チリ津波で人手が足りなくなって○月○日に採用された、とか、ほんと楽しくってみんなで笑いながら聞いていました。市長さんの名前とか日付とか細かく覚えていて、おお、すげー♪

で、津波の時、近所の人が高台のここ(今回の現場)まで逃げて来たんだけど、
「前の津波の時、ここは大丈夫だったから、あんた、うちに帰れ」って追い返しちゃったそうで。でもそのあと、みんなでさらに高いところにある神社まで逃げたら、うちが津波に飲まれて屋根しか見えなかったそうです。
で、避難所で、その近所の人達から「あの時は○○(おじいちゃま)さんに殺されるところだった」と笑い話になってるんですって。
前の津波、つまりチリ津波を経験してるっていうことに、みんな感心していました。
でも、「頭、おかしくなっちゃってよ、病院にいちゃったんだ」とも言っていました。詳しく聞くと、震災のストレスで体調を崩されていたそうです。
こんなに明るくて楽しいおじいちゃまだけど、想像を絶する目に合われたんだと思う。

じきに、息子さんが戻ってきてようやく作業。
津波をかぶった家の壁を崩して積んであるので、それを土のう袋に詰める。
石膏ボードの壁なので、天気も良いから粉塵が巻きおこる。ちょっと大変だったけど、午前・午後の作業で、全部の廃材を詰めて、積み上げました♪

ちなみに、この現場はもうひとつ依頼があって、「草刈り→畑耕し→ひまわり植え」って、なに?そのステキな依頼は!!
(○∇○)
依頼者さんに聞いてみると、畑が海水をかぶってしまったから、塩に強いひまわりを植えようというプロジェクトがあるんだそうです。
わお、ステキ!
結局、畑は手をつけられなかったけど、「ここにひまわりがいっぱい咲いてるのを、見てみたいです」とお伝えしておきました♪

本日のご飯
朝・コンビニの赤飯おにぎりとカロリーメイト2本
昼・コンビニのおにぎり2個とカロリーメイト2本
夜・「ヒル・トップ」の炭火焼きステーキ♪大変おいしゅうございました☆
(・∀・)



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