台南でいちばん古いお茶屋さんに連れて行ってくれるということで、食事の後、タクシーで移動。
この時点ですでに時計は8時を回っていました。
この場の食事は、大御所の静御前(仮名)が連れてきた「パパ」と呼ばれる謎の男性がすべて支払ったらしいです。「パパ」は静御前とどういう関係なのか聞いてもはぐらかされて終わるだけ、「パパ」は何者なのか、とうとうわからずじまいでした。
※後日談※ 学生の本物のパパだそうです。
さて、「パパ」が連れて行ってくれたくだんのお茶屋さん、タクシーの運ちゃんが指示通りの場所で下ろしてくれたのは良いのですが、界隈はどの店もすでにシャッターが閉まっていてお茶屋さんの気配もない。
と、数分後、高級そうな車が到着すると、恰幅の良い男性がにこやかに降りてきました。そして、シャッターを開けて店の明かりをつけます。
なんと、私たちのためにわざわざ店を開けに来てくれたようです。
お茶屋さんは「振發號茶莊」といって、150年の歴史があるそうです。店も150年前からこの場所にあったとか。なかなか風情のある建物です。家具も年季が入っています。
恰幅の良い男性はご主人で、この店の5代目だそうですが、現在は歯医者さんとのこと。
延々と講釈を聞かされます。といっても、退屈な話ではありません。楽しいエピソード満載です。
翌朝、ホテルの周辺を散歩していたところ、見覚えのある「牙」の文字。ご主人の歯科医院は台南の駅前にありました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます