シリコンシリーズには懐疑的なしぴおばさんですが、もちろん、このすばらしき新素材にはおすすめ品もたくさんあるんです。
そのひとつが、シリコン製のスプーンというか、へらというか、お玉というか…?
えてして、二兎を追う者は一兎をも得ずなのですが、このへらというかお玉というか巨大スプーンは便利なのです。
一見するとスプーン。そして、商品名にも「スプーン」とありますが、実物は立派なお玉サイズです。くどいようですが、「スプーン」にだまされてはいけません。
店頭での購入時にはいささか懐疑的だったのですが、こいつが、使ってみると超便利。ここしばらく木べらを使っていません!(爆)
木べらで野菜炒めなどを作ったときに、そのまま木べらで皿に盛りつけようとすると、どうしても「おっとっと」とこぼしがち。そんなときに便利なのがこのお玉ともへらともスプーンともつかない、へんてこりんな道具です。
盛りつけ時に便利なのはもちろん、鍋の底に残った具材まで、シリコンのへらでスクレーピングするが如く、ぴっかぴかにすくい取ることができるので精神衛生上もたいへんに具合がよろしい。
製造元のマーナさんは、持ち手の断面が三角になっているのを売りにしているようですが、それはどうでもよいような気がします。むしろ、先の構造が良くできているので適度な弾力性があり、炒めるとすくい取るが快適にできること。先端と持ち手の重量バランスが良いことが素晴らしい使い勝手を創出していると思うのですが、いかがでしょう? マーナさん。
デュポンがテフロン加工を出したとき、金属製のお玉では傷が付いてしまうということで、先端だけプラスチックにしたお玉が出て参りました。ところが、こいつがまた、柄のほうが重かったりするもんですから、鍋の縁に立てかけると、鍋からもんどり打って転げ落ちることがしばしば。んでもって、帰宅直後で外出用の服なんぞ着ていた日にゃぁ、もう、服はソースまみれになるわ、床にソースが飛び散るわの大騒ぎ。
そんな苦労を経ている昭和の人間だけに、シリコンはもう平成の魔法ですわ。
そんなこんなで、木べらはすっかり台所のインテリアデコレーショングッズと成り下がっています。
このシリーズ、しばらく店頭で見かけないと思ったら、回収になっていたんですね。
もうすでにお持ちのかたは、新しい物と交換してくれるらしいので、マーナのサイトにGo! ですわん。
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