徒然なるままに~地球クン

私の永遠のグルであるラマナ・マハルシの対話本について自分なりの解釈で語っています。

第1巻 対話105

2016-12-28 06:39:01 | 日記
聖典のいくつかの文、「存在」について解説しています。難しい言葉が多く出てきています。

マハルシ「不誠実な人は炎のテストで火に触れると火傷をします。炎によって彼の不誠実さが露わにされるのです。誠実さはおのずと明らかなものです。真実の人、真我実現した人は、世界、誕生と死などといった偽りの現れの影響を受けずに幸福に生きますが、不誠実で無知な人は不幸なままです。」

これは比較的分かりやすい内容です。炎のテストにも動じない、誠実な人で在りたいです。


第1巻 対話104

2016-12-27 22:46:53 | 日記
質問者は恩寵を授かることだけを懇願していて、そこからの対話。

マハルシ「実現するようなことなど何もありません。それは永遠、純粋、覚醒、解放です。それは自然で永遠のです。新たに得るものなど何もありません。その反対に無知を捨て去らなければならない、ただそれだけです。」

ただそれだけなんだけど、ね。

第1巻 対話103

2016-12-26 23:24:01 | 日記
対話102があった翌日になってマハルシは語りました。

マハルシ「いつもヴィジョンや魔力のような結果を求め、もしそれが手に入らなければ、「進歩しない、修業に効果がない」などと言うのです。ヴィジョンのようなものは進歩のしるしではありません。単に修業に従事しているという事実もまた進歩なのです。求められているのは着実であることです。」

一人の質問者に対して、三日間に渡っての対話でした。このような質問者は沢山いるかもしれません。
結果が出なくても、修業に従事しているだけでも進歩しているという言葉に安心感をおぼえます。
求められているのは着実であること、心にしっかり留めておきたいです。

第1巻 対話102

2016-12-22 22:29:35 | 日記
対話101と同じ質問者が、私はどうすればよいか、ということについて教えてほしいと尋ねています。

マハルシは沈黙を保った。彼の沈黙は「今ここで、平和に、静かでありなさい。ただそれだけです」と言っているようだった。しかし質問者はそのようにとらえることができなかった。

これは、明け渡しているというより依存しているように思います。
本当に明け渡したいのであれば、マハルシの沈黙にも気づくでしょう。

第1巻 対話101

2016-12-21 06:43:27 | 日記
どうすればハートに達することができるか、というお馴染みの質問に対していつものように、それに達したいと思っているのは誰か?そう思っているのは誰か?問いなさい、というこれまたお馴染みの話が一通り終わってからの言葉です。

マハルシ「難しいという考え自体が誤りなのです。そのような考えはあなたの求めているものを得る助けにはならないでしょう。もう一度尋ねます。難しいと思っているのは誰でしょうか?」

難しいと思っている思いを捨て去らなければならないのでしょうが、それが難しいですね。