えんじゃけん

「星の王子さま」サン=テグジュペリからの手紙

森山開次さんの「星の王子さま」を観てきました。
横浜のKAATの大ホールで行われました。
楽前と千秋楽を観に行くことが出来ました。
まずは、みなとみらい線で日本大通り駅で降ります。
すると、こんな素敵なパネルがお出迎えしてくれます。

森山開次さんです!
このパネル、なんだかとっても存在感があるんですよね。
なんでだろう?
周りに黒の淵があるからかな?
写真で撮ると、実際にそこにいるように撮れて面白いです。

こちらの方は今回主役を務めたアオイヤマダさんです。
とても中性的な方だなと思いました。
動きも独特で見ていて、楽しくなるような動きを沢山していました。
王子の無邪気さがよく表現できていたなと思います。
カーテンコールもその無邪気さのまんまだったんですけど、
もしかして、それが素なんでしょうか?
それとも、カーテンコールも役になりきっていたのでしょうか。
気になるところです。

パネルが気になりつつも、会場へ向かわねばということで、最後に斜めより写真を撮り、会場へ向かいました。
そして、KAAT企画で、「星の王子さま」のパネルをカメラで取って、その画像をSNSにアップすると、記念品がもらえるってことで、てっきり「星の王子さま」関係のグッズかなと思っていたのですが、オレンジ色でKAATと書かれたファイルでした。
それはそれで素敵なのですが、星の王子さま関係のものも欲しかったな。
開次さんのイラストとか、コピーでもいいので、ついていると嬉しかった。
今回は、コロナの関係でだと思うのですが、グッズはパンフのみでした。
開次さんのダンス公演は、開次さんのイラストのグッズが出ることが多いのですが、今回はありませんでした。
そういえば、チラシも今回は、開次さんのイラストではなく、写真だったな。
グッズはパンフのみ発売されていました。

時間配分は以下のようになていました。↓
結構長い舞台なんだなと思いました。
セリフがない状態で、星の王子さまをどこまで見せてくれるのだろうと期待感が高まりました。
今回は、演出・振付は開次さんで、美術は日比野克彦さん、
衣装はひびのこづえさん、音楽は阿部海太郎さんでした。
舞台全体がとても美しく、芸術性が高い舞台だったなという印象が強いです。
特に、音楽に関しては、演奏者は二人なのに本当にいろいろな楽器をこなしていて、かつ、心地よい音で非常によかったです。
演奏者の衣装も世界観に合っていてよかったなと思います。

「星の王子さま」、あまりにも有名なお話なので、一度は読もうと本は持っているものの、読書があまり得意でない私はただ持っているだけで、まだ読んだことがないんですよね。
なので、ちらしやパンフレットに書かれてあるあらすじを開演まで必死に読んで大筋を理解してから観劇に臨みました。
ダンサーの人たちはみなさん、一流でほんとうに動きが無駄なくきれいでした。
今回、引間さんは引間さんといった個を強調するのではなく、全体でのひとつというか、まとまっての演技(ダンス)が主だったので、そこまで目立つ役ではありませんでしたが、それでもよいしょよいしょの時に、目が留まったのが引間さんだったという瞬間は何度もありました。
今回、大きな布を贅沢にたくさん使っていたのですが、かなりお金もかかっているのだろうなと思いながら見ていました。

見終えた後、星の王子さま読みたい!と思いました。
この作品、子どものころ読むのと大人になって読むのとでは、全然感じ方が違うようで、ああ、子どもの頃読んでおけばよかったと思いました。
と、いっても本嫌いな私だったので、もし紹介されてもきっと読んでなかったんだろうなとは思います。

KAATの周りを撮影しました。
ポスターと同じポーズをして撮影する人が多くみられました。

10周年なんですね。
なかなかこの劇場に足を運ぶことは少ないのですが、いい劇場ですよ。

こちらはみなとみらい線の中華街駅です。
バラと飛行士のパネルがありました。
こちらは日本大通り駅よりも人が多く、なかなか撮影が難しかったです。

飛行士役の方。
手足が長くてとても舞台映えしてました。
名前は小尻健太さん。

すごく有名なダンサーさんです。
酒井はなさん。
踊り終わると拍手が起こっていました。
この人が出ているのに、6000円台なんて安すぎると感想に書いている人がいるくらいでした。
というか、今回の舞台はどの人もすばらしいダンサーさんばかりです。
坂本美雨さんだけダンサーさんではありませんでしたが、彼女の歌声、声、とてもよかたです。
真正面からの撮影のチャンスを待っていたのですが、パネル前で待ち合わせている人や、お話している人が多く(そういう場所なので)、なかなかチャンスが巡って着そうになたったので、斜めからの撮影で我慢。
左側床に人の影が見えると思うのですが、人を避けてぎりぎり撮った感じです。
坂本美雨さんと島地保武さんのパネルもあったそうなのですが、今回はお目にかかれませんでした。

コロナ禍の影響で、座席は一つ飛ばしでの観劇でした。
お金的に大丈夫なのかなと少し心配になります。
見るのにあたっては、隣がいないので気が楽でいいのはいいのですが。
また、増え始めているコロナ。
舞台にもまた影響があるのか心配です。

1日目の観劇のあとは、「鬼滅の刃」の演奏会に行ってきました。
思わず買ってしまったチケット。
ああ、子ども向けでしょぼかったらどうしよう・・・とか思っていたのですが、
いやいやとてもよかったです。

フルオーケストラでの演奏。
そして、その演奏に関係する映像をストーリー仕立てで後ろ画面に映していく方法。
アニメをもう1回見直してからくればよかったなと思いました。
覚えているところは本当、涙ものでした。
「炭治郎の歌」では生歌が聞けました。
とてもいい歌声でした。

2日目の帰りには海辺の公園に立ち寄りました。

紅葉が少し進んでいました。

四時過ぎにはもう空がこのような状態に。
きれいです。

このへんの風景、引間さんがインスタのストーリーにあげていたなぁと思いつつ、歩いてみたのですが、

う~ん、いまいちちがう。
どこかの建物の上から撮ったのかな?

今回、「星の王子さま」は地方公演として、松本、京都、兵庫とあるようです。
残念ながら茨城はありません。
茨城だと、アンケートに答えると出演者さんのメッセージ入りのカード(印刷されたもの)がもらえるので、結構楽しみだったりします。
松本も無理すれば行けたのですが、今回はコロナのこともあり遠慮しました。

今回、パンフレットを読むことで、この「星の王子さま」の原作者であるサン・テグジュペリさんのことを少し知ることが出来たのですが、戦争を経験して、そんな中でも文章を書いて、すごい人だなと思いました。
私なんかは今の生活でも日々生きるだけで精一杯なので、もっとしっかりしろよと思ってしまいました。
あと何年生きれるか分からないけど何か世のためになるようなものを作り出せる人になりたいなと思います。

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