『春の雪』

「春の雪」見てきた。
これも最後、女の人が出家してしまうんだよね。
昨日の瀬戸内寂聴さんのドラマとおんなじだ。

大正時代の話で幼馴染の男女が惹かれあいつつも、
男が未熟なばかりにうまく愛情を表現できず、
女の人が皇族と婚約をすることになってしまい、
婚約をしてから初めて男が自分の気持ちに素直になれるって話で、
でも、時はすでに遅く、それでも罪と知りつつも密会し続け、
子を孕ましてしまい、結局は女はその子をおろし、
出家するという話。
そして、現世ではもう、女はその男と会わないと決心をするが、
出家の前に来世では会おうと男に和歌でその意思を伝える。

今日は会社がお休みだったので、金曜の朝一に見てきた。
金曜朝一だとお得料金で見れるだよね、近所の映画館。
やはり、平日とあって、お客は女の人が大半だった。
私はこの映画を見ていて、
「素直に好きと言わなかったからこうなったんだろう！」
とばかり思って見てしまい、なかなか感情移入できなかったんだけど、
近くに座っていた年配の女の人はラストのほうなんかはすすり泣いていた。
やっぱ、世代ギャップがあるのかな。(^^;)
うむ、でも聡子（竹内結子）はかわいそうだったなぁ。
けど、そんなにひどい男振ればいいのに、なんでずっと好きなんだ？と
そこは少し理解できなかったけど。
でも、それはきっと映画では描ききれていない繋がりが二人の間に
あるからなんだろうね、幼いころからのいろいろな想いでの繋がり。

それよりも私は映画の始まる前の他の映画の予告で泣いた。
なんの映画かというと、「あらしのよるに」というアニメなんだけど。
恋愛ものもいんだけど、私はこういった友情ものの方が弱い。(^^;)
でも、予告だけだとなんとも言えないな。
「春の雪」もこんな話だとは予告からは思わなかったし。
かなわぬ恋というよりは、かなわないようにした恋って気もしたし。(^^;)
でも、若いってそういうことかもなぁとも思うけど。

そうそう、「THE・有頂天ホテル」の前売りがもう開始だね。
今日行った映画館ではまだ売ってないようなので、
もしかしたら、ここではやらないのかなぁとか思ってたんだけど、
今日、ちらしコーナー見てたらあったよ、ちらし。(^^)
ということで、ちゃんとここでもあるんだと安心した。
明日からは「ハリー・ポッター」開始だね。
当分は混むだろうから見れそうにないな。