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えんじゃけん

花とダンス

今日は引間文佳さんが初めて自主公演をするということで観てきました。

「花とダンス」というダンス公演を観てきました。

引間さんの中学からお友達の酒井実穂さんとの共同公演でした。

実穂さんは花屋さんなんだけど、その花で会場を飾り、また、引間さんは花をテーマとして踊りを踊るというダンス公演でした。

とてもきれいに花々が飾られていました。

ダンサーは引間さん以外に二人女性のダンサーさんがいました。

構成・振付は引間さん。

会場にはお客さんの中に、ひびのこづえさん、川瀬さんがいました。

ひびのさん、特別席を用意されているわけではなく、普通に空いている席を探して座り、そしてワンドリンク制だったんだけど、他のお客さんといっしょにドリンクの列に並んでいました。

するとスタッフがそれに気づき、お持ちしますよと声をかけたのですが、こづえさんは大丈夫ですとそのまま列にならばれてドリンクをもらっていました。

湖畔美術館でのメンバーがいてなんだか懐かしく思ってしまったのと、引間さんの公演を見に来てくれたのだなと嬉しく思いました。

初めての自主公演。

きっと不安もあったろうなと思います。

今日は友達と見に行ったので、終わりに引間さんに話しかけはしなかったのですが、お礼をいいたい気持ちでいっぱいでした。

相変わらず、いい表情で踊っていました。

そしてお客のおじさんがダンスの途中、引間さんに霧吹きを執拗にかけられていました。

公演が終わってカーテンコールのときに謝る引間さん、そしてそのおじさんにも拍手を送る引間さん、素敵でした。

ポレポレ坐はそんなに広くない空間です。

そんな広くない中を3人のダンサーが思いっきり踊る。

迫力です。

特にトケイソウの踊りはすごかったです。

どんな花をイメージして踊っていたかというと、

あじさい、くちなし、ひまわり、シャガ、トケイソウでした。

植物の成長をさかさまになって足だけで表現するなど、すごかったですよ。

どうしてあんなに器用に足が動くんだ?ってくらいに。

・・・・まぁ、鍛えているからなんでしょうけど。

引間さんはどちらかというと、筋肉質な体つきでダイナミックな動きや、切れのある動きが得意なダンサーさんなのかなと思います。

その他の二人はしなやかな動きが得意なのかなといった感じでその対比も面白かったです。

とにかく引間さんのうごきはひとつひとつきれいなんですけど、もちろん、それを見るだけでも楽しいのですが、引間さんのお客さんとかかわるところも好きで。

今回もあったので、それがうれしかったです。

あとはやはり表情もすごくいい。

舞台向きだと思います。

なんかかわいいんですね、表情が。

他の二人のダンサーさんが踊っている間、舞台のはしでその二人を見ているだけのところもあるんですけど、その表情もいいなと思ってみていました。

そう、舞台に上がっている以上、常に意識があるんですよね。

音楽の方は角銅真実さんって方なんですが、とてもささやくような歌い方をする方で、でも、会場が本当にシーンとしていて、十分に聞こえる感じでした。

とてもここのよい音楽、歌声でした。

東中野駅の近くだったんですが、電車の音が聞こえてくるくらい、静かにお客さんたちは観いってました。

もちろん、引間さんのコミカルな踊りのときは笑い声も起こったりして、いい雰囲気だったのではないかと思います。

最後のカーテンコールで初めて酒井実穂さんがどの方か分かったのですが、見て納得。

会場に飾られている花のような透明感があって可憐なかわいい感じの人でした。

引間さんが今回の公演について最後熱く語ってました。

自主公演ということできっと思い入れが強いんだろうなと思いました。

 

一緒に行った友達はコンテンポラリーダンスは興味あまりないと言っていたのですが、終わったあとに感想を聞くと面白かった、不思議な世界観だったと言ってくれました。

誘ってよかったなと思いました。

ダンスですが、何気に今、ふつふつとブームなんだなといろいろ調べているうちにわかってきました。

横浜では、「ダンスダンスダンス」というイベントがここ数年、毎年行われているようです。

それには森山未來さんなんかも参加するらしいです。

そして、コンドルズも参加するということで、引間さんも見に行っているようなので、かつ、友人からも面白いと聞いたことあったので、見に行ってみようと思っています。

今日は引間さんの初の自主公演に立ち会えたことはとても幸いだなと思っています。

これからも続けていきたいとのことだったので、ぜひがんばってほしいなと。

私の行った回は土曜日だったのですが、結構満員で。

ほとんどが知り合いの方っぽかったので、その知り合いから輪が広がるといいなということと、最近のダンスは誰が見ても面白い!と思えるものがあるよってことが知られるといいなと思いました。

やはり、コンテンポラリーダンスというと意味の分からないダンスと倦厭している人が多いように思うので、もっと気軽に楽しめるものだってことが伝わるといいなと思います。

 

2018年6月22日(金)20時~、23日(土)19時~、24日(日)19時~

ポレポレ坐(東中野)

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