えんじゃけん

シダの群れ 純情巡礼編

今月は結構,芝居を見る予定です。

ということで,第一段,「シダの群れ」を見てきました。

やくざ者のお芝居でした。

たくさんの登場人物が出てくるので,その関係性を掴むのが難しいと

一緒にいった人は言ってました。

 

こっから先は私的感想です。

ネタばれが嫌な人は見ないでください。

 

私は始まった瞬間から,内容を理解しようって気持ちにはあまりなれず,

なんとなく芝居を見ていました。

そんな中で松雪泰子がすごく魅力的だなぁと思いながら見ていました。

個性がありますよね,泰子さん。

癖のある女性を演じてましたが,でも,それが魅力的な女性でもある役でした。

漠然とですが,人の想いってなかなか合うもではないなぁと思いながら見てました。

それぞれの想いがあって,本当は同じ方向を向いている者同士でも,

そのときの状況やタイミングなどで,離れてしまう縁もあるんですよね。

でも,まぁ,離れるとすれば,そこまでの縁なんでしょうけど。

無理に縁をつなげようとすること。

それが果たしていいことなのか,どうなのか。

想いは伝えるべきではないかと思うものの,

それによって失うものもあるんですよね。

でも,伝えなければそれはないに等しいものとも思います。

だから,本当に,状況,タイミングが合わないと,なかなか人って

本当の意味では繋がることはないのかなぁと思ってしまいます。

そんな意味では大人って面倒だなぁと。

変に想いがあるので,そして変に賢いので,難しくない関係も難しくなってしまうことがある。

もっと,楽しくみんなが仲よくは・・・やっぱ難しいのかな。

 

とにかく,たくさんの登場人物と,たくさんのセリフ。

動きで理解というよりは,セリフを理解するって芝居だったように思います。

でも,そんな中で,堤さんと松雪さんの絡みのシーンはすごかったです。

松雪さんがセクシーすぎだと思いながら。

そんなセクシーなシーンがあったあとにすぐに休憩がくるんで,

気分の転換に困るなぁって感じでした。

あとは,この舞台で面白いのは,ギター演奏者が出てきて,シーンの音楽を

奏でるんですけど,2幕では登場人物として演奏したり,

かつラスト!かなりの長さの演奏を舞台真ん中で一人でするんですよ。

その人のオンステージ状態。

でも,そのギターの音がなんとも舞台を盛り上げているんですよね。

先ほど描いた堤さんと松雪さんの絡みシーンもギターの音で余計に盛り上がってるし。

心の琴線にふれるって言葉がありますが,心の繊細な揺れとかを

ギターが表現していて,それがすごくいいなぁと思って聴いてました。

 

それにしても,どうして「シダの群れ」ってタイトルなんだろう?

・・・・・う~ん,シダについて調べてみたけど,

眠くて読めず・・・ということで,今日はここまで。

おやすみなさい。

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