竹林亭白房

らむ音「時そば」★落語

□本日落語三席。
◆らむ音「時そば」(BSフジサタデープレミアム第四回『Zabu-1グランプリ2023』※決勝)。
渋谷DR.JEEKAHN'S、令和5(2023)年1月13日収録(2月4日OA)。
初めて聞く落語家で、亭号がないのでアマチュアかと思ったが、この大会にエントリーされているくらいだからプロなのだろうと思って調べてみた。師匠はらぶ平とのこと。林家らぶ平だ。ただ、この人もさまざま紆余曲折があって、亭号の林家を破門によって失ったり、再度冠することになったりしているようだが、今は亭号なしのらぶ平を名のっているようだ。

したがって、師匠らぶ平が一門にも協会にも所属しないフリーランスで活動する落語家だから、当然らむ音もフリーランスだ。ちなみに、らぶ平一門にはまだ他に二人弟子がいるらしい(Wikipedia情報)。

らむ音は日系ブラジル人三世と紹介されていた。落語でも、自身の出自であるブラジルの要素を取り入れて、この「時そば」でもしくじる男が出てくる二軒めのそば屋をブラジル人として演っていて、落げも通常のものとはかえていた。

なお、予選Aブロックの際に演じた「初天神」でも、飴玉やみたらし団子でなくブラジル料理のシュラスコというもので演っていたが、残念ながらシュラスコがどのような食べ物なのかわからなかったので、ここのところは頭に映像を描くことができなかった。ブラジル料理を知らない客にも、もう少し伝わるようなくふうがあればよかったのではないだろうか。

また、聞いてみたい落語家だとは思うが、フリーランスとなると、テレビ・ラジオといったメディアに登場する機会は少ないのだろうな(今回は貴重な機会か)というのが残念ではある。

◆柳家吉緑(BSフジサタデープレミアム第四回『Zabu-1グランプリ2023』※決勝)。
渋谷DR.JEEKAHN'S、令和5(2023)年1月13日収録(2月4日OA)。

◆桂二葉「味噌豆丁稚」(ABCラジオ『上方落語をきく会』)。
大阪日本橋国立文楽劇場、令和5(2023)年2月19日※生放送(第121回「上方落語をきく会」夜の部「桂二葉しごきの会」)。
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