竹林亭白房

五代目圓遊「なめる」★落語

□本日落語二席。
◆五代目三遊亭圓遊「なめる」(寄席チャンネル)。
日本橋公会堂、平成29(2017)年5月17日(三遊亭圓遊独演会「圓遊を聴く会」)。
これはめずらしい。というか、マクラが終って本ネタに入ったときに、あれ?これなんだったろう?聞いたことあるような、ないような……という気分で、聞き進めていったのである。

途中から、嗚呼、ずいぶんと前に、六代目三遊亭圓生で聞いたのではなかったかなとおぼろげに記憶がよみがえってきた。聞き終ったあとで確認すると、圓生が「落語研究会」で演ったという記録があった。しかも、これはTBSチャンネルの『落語特選会』でOAがあったので録画も保存していた。

ただ、鑑演記録を確認していたところ、この圓生以外に、二代目三遊亭円歌のも聞いていたというのもわかった。これは、まったくおぼえていない。おぼえていないけれど、レコードをCD化したものを持っているのだった。すっかり忘れている。
破礼噺っぽい内容だが、二代目円歌はこの要素を思いっきり前面に出して演じているようだ(そのように日記に書いてあった)。鶴光も顔負けだと書いてあるから、また、あらためて聞いてみよう。

ちなみに、これと良く似た、というか、たぶん相関関係があるのだろうが、上方落語に「げほう頭」というネタがあるというのも、自分の「日記」でわかった。これは、桂枝三郎が田辺寄席で演ったものを聞いていたのだった。
この枝三郎が演じたのを聞いたときだと、これは東京落語の「なめる」じゃないかと即思ったらしいから、そのころは、まだ圓生か二代目円歌が演ったものの記憶が新鮮だったようだ。

いずれにしても、「なめる」を聞いたのは、今日で三回め。しかも、当代の落語家で聞いたのは初めてということになる。貴重な体験だった。また、「日記」をつけていると、良いこともあるなと再認識した。

◆桂福丸「元犬」(ABCラジオ『日曜落語なみはや亭』)。
ABC本社十階和室、令和2(2020)年5月23日収録※リモート。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「日記」カテゴリーもっと見る