竹林亭白房

志ん輔「真景累ヶ淵:第一段~第六段あらすじ」★落語

□本日落語一席。
◆古今亭志ん輔「真景累ヶ淵:第一段~第六段あらすじ」(寄席チャンネル)。
国立演芸場、平成27(2015)年11月26日(古今亭志ん輔独演会「志ん輔の会」其の七「真景累ヶ淵連続口演最終回」)。
あしかけ四年で「真景累ヶ淵」を完演するという企画公演だったようである。志ん輔がこのような舞台に挑んでいたとは、大阪にいる者としては知る由もなかった。
なかなか意欲的な落語会だったろう。東京に住んでいたらぜひ通いたかったものである。

随所に胡弓とチェロがBGMのようにして入ってくる。実にさりげない入りかたをするので、はじめは耳の錯覚かと思わせたが、こんな感じも怪談っぽくてよい。
それにしても、こんな演出の発想はどこから出てきたものか。何かヒントがあったのだろうか。

また、今回の会は第七段最終なのだが、それを演じるにさきだって、第一段から六段までの梗概を語った。それが今日聞いたものである。この六段までの梗概でも、実に尺は五十三分である。でも、人物関係がとてもややこしいこの噺を、第七段の導入としてでなくても、聞いてみるのは価値のあることだった。

■本日講談一席。
◇一龍斎貞鏡「小村井チャーチル御一代記序開き」(寄席チャンネル)。
内幸町ホール、平成29(2017)年4月28日(「貞山・貞鏡親子会」)。
何も知らなかったもので、小村井チャーチルって、どこかの偉人かと思ったが、貞鏡が飼っていた猫のことだった。でも、噺自体は泣けてきた。
貞山と貞鏡が本当の親子だとは知らなかった。
猫の名が、チャアコ、チャコノスケ、チャーチルとかわるのを襲名していくと言っていたが、これは襲名でなくて改名だと思う。まあ、いいか。
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