「トム・トム・クラブ」の「おしゃべり魔女」。原題はファーストアルバムなんで「Tom Tom Club」。
ええ、そうなんです。
昨日の朝ふと、頭をよぎった
「らんさんさんさん、らんさんさん、ぐりぐりぐりぐり、らんさんさん・・・」が、脳内ループ再生されて一体何の曲だっけ??ってなったんですよ。
ぼ、ボーイ・ジョージ。そりゃ、カルチャークラブ・・・お、そうそう「トム・トム・クラブ」じゃ〜!
そうなると途端に当時のレコードで聴きたくなるのが人情ってもんでしょう。
ヤフオクで検索すると千円即決のU.Sオリジナル盤をみつけたので速攻落札。(レコード落札者の気持ちのわかる出品者で、当日午前中に出荷、翌日午前中にはに配達という奇跡のスピードで手元に届きましいた。ありがたやありがたや。)
なかなか味のあるジャケットでしょ。ポップで、なんか楽しくなっちゃう感じがでいいでしょ?
このお「おしゃべり魔女」タイプライターの音がイントロで使われてるんだけど、その後のインテンポのドラム、続くシンセサイザーが、YMOのファーストアルバム「イエロー・マジック・オーケストラ」の1曲目、2曲目の「コンピューター・ゲーム サーカスのテーマ」から「ファイアー・クラッカー」の入りにかなり影響されている。と思うのですが、どうです??
YMOが1978年、トム・トム・クラブが1981年それぞれ発売なので時期的にはぴったりです。
ぜひ聴き比べしてみてくだされ!
(うまく再生できない時は申し訳ないですけどリンク先で動画を選択してください)
「おしゃべり魔女」
https://www.youtube.com/channel/UC1IvcSg0OixDDluBFShToCAc
「コンピューター・ゲーム サーカスのテーマ」から「ファイアー・クラッカー」
https://www.youtube.com/@garotharchivesiiijazzfunkm9456
1981年、パンクが何だか分からなかった15歳の頃、この「おしゃべり魔女」はロック+エレクトロ(シンセサイザー)+レゲエ+ヒップホップ、そしてラップを融合させた所謂、ポストパンク、ニュー・ウェイブ。
子供の頃、初めて聞いたラップと記憶している吉幾三先生の「俺ら東京行くだ」。ところがこれ、昭和59年、1984年発売の曲なので3年も前に「トム・トム・クラブ」の「おしゃべり魔女」が初めて聞いたラップだと分かっちゃったのです!
友人たちに聞くと「はぁ?トム・トム・クラブ?知らんな・・・おしゃべり魔女?全然知らん!」という反応がほとんど。レコードかけて、
「らんさんさんさん、らんさんさん、ぐりぐりぐりぐり、らんさんさん・・・」が始まると
「ああぁ!はいはい、めっちゃヒットしてた曲じゃん!」
と豹変すること請け合いのこのアルバム。
一家に一枚いかがですか?
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