今日のCD365・12月22日 『ブロッサム・ディアリー <Christmas Spice So Very Nice>』
1991年で発売、ブロッサム・ディアリー 自身のレーベル「ダフォディル・レコード」でのクリスマスアルバムです。
以前、『STANDARDS in a sentimental mood ~土岐麻子ジャズを歌う~』で紹介した「Christmas in the City」が入っているあのアルバムなのです。
多分一曲もスタンダードなクリスマスソングが歌われてません。(調べると全編オリジナル。よく見るとクレジットもディアリーとマイク・レンジて書いてありますね。)しかしそこがとてもいい。キーボード、ピアノ、ギター、ベース、ドラムスのシンプルなアレンジで静かなクリスマスにぴったりです。イブに近づいてきてワクワクを通り越し、少しプリミティブな気持ちにさせる20日前後のこの時期にぴったりじゃないですか??
若い頃フランスで活動して1957年にヴァーヴから『Blossom Dearie』で、ソロデビューした彼女ならではのソフィストケイテッドなジャズは店長の心を鷲掴み!2009年に亡くなる直近までマンハッタンでライブ活動していたという事なのでもう少し早く彼女に出会っていたらと思う今日この頃なのです。(ライブは聞きに行けなかったけどね・・・)
さてこの『Christmas Spice So Very Nice』、「ダフォディル・レコード」以外のさまざまなレーベルから発売されていますね。店長が持ってるのはイギリスの中古レコードショップから送られたてきた「マスターミックスミュージック」というレーベルのもの。日本でも「セレスト」という極上音楽のセレクトショップ的なレーベルから発売されていたりして、なかなかエバーグリーンなアルバムなのです。
通常は11曲入りですが店長の持つ「マスターミックスミュージック」のものは12曲目にクロージング・クリスマスメッセージとして1曲目の「Christmas」のショートバージョンが歌われています。
店長のお気に入りは、もちのろん(by ファーストペンギン)で、2曲目「Christmas in the City」。(詳しくは土岐麻子ページみてね)
ダフォディル・レコードバージンが、you tube でも、Amazonミュージックでも、Apple Music でも、 聴くことができるので、是非聴いていただきたい。usedでしか入手できないけど、もし許すならなんとか入手していただきたい。
一家に一枚是非!
『ブロッサム・ディアリー <Christmas Spice So Very Nice>』
1. Christmas
2. Christmas in the City - Blossom Dearie, Jay Leonhart
3. Our First Christmas
4. Liz and Ralph and Calvin
5. Christmas Love Song
6. Once a Year Miracle7Christmas Wish for You
8. Santa Is Coming Tonight
9. Christmas Morning
10. It's Christmas
11. Yellow Ribbon (And Love)
P.S. The Closing Christmas Message
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