東奔西走徒然記

引っ越した蕎麦を食わせてくれ。

妖怪だもの。

2005年10月09日 08時54分51秒 | 娯楽小説
 『怒涛の連続更新2005秋~女ハートと秋の空~』パート1

読書の秋ですね。
ここはチヂのおススメ本の紹介アンド読書感想文コーナーです。

まぁチヂの好きな本っていったら、常連さんはもうわかるでしょ。
あぁ、妖怪ものだな。って

その通りです。(ひねり一切ナシ)

でもね、妖怪ものって言われて、
呪ったり祟ったり血がドバーだの首がスポーンだの想像してます?
そういうのも好きですが(え?)今回はほのぼの人情ありの妖怪モノであります!

今回紹介するのはコチラ!
『しゃばけ』シリーズ

以前、この『しゃばけ』シリーズの第一巻『しゃばけ』の紹介をしましたがもう一度

江戸の大店の若だんな一太郎と手代の仁吉、佐助がお江戸の難事件を解決!!

これだけなら結構ありそうな話ですが、
この二人の手代が『白沢』と『犬神』という大妖怪で、
さらに若だんなは毎日元気に(?)寝込んでいる虚弱体質。

しかもこのお店はちょっとした事情で妖怪天国となってます。
鳴家がウヨウヨ、屏風覗きがウロウロ、その他大勢の妖怪がワラワラ。
そんな感じですすむ物語が普通なわけないじゃない!

妖怪だけじゃありませんよ、
菓子作りがとてつもなく下手な菓子屋のせがれや、
パッと見、塗り壁かと見間違えるほど厚化粧の娘、
甘味が好きでいつも事件を持ち込む岡っ引き、
その他、個性的なキャラクターが溢れております。

時代設定や背景も整っていて、時代物が好きな方にもおススメ!

帯の『人情妖怪推理帖』という謳い文句に偽りなしの傑作です。
興味のある方は是非どうぞ!

現在『しゃばけ』(文庫サイズあり)『ぬしさまへ』『ねこのばば』最新刊『おまけのこ』の4冊が発売中!

チヂのおススメは『おまけのこ』です。
第一巻は長編ですが、以下続刊は短編集なので読みやすいですよ。

ネコソギラジカル〈中)

2005年06月09日 22時05分03秒 | 娯楽小説
いつものようにネタばれ注意報発令中ですから。

中巻発売の知らせを受け、昨日アタクシは近所の本屋に行ってみました。
自分の目では発見できず、よもやアタシの勘違いではと恐る恐る店員のお姉さんに尋ねてみました。
「西尾維新の『ネコソギラジカル』の中ってありませんか?」
「あぁ!はいちょっとお待ちください」
数十秒後戻ってきたお姉さんの手には、散々売り場探し回ったのに見つからなかった目当てのブツが

山形では本屋を五・六軒ハシゴしないと見つからなかったのに…!
チクショウこれだから都会ってヤツは!
でも店員のお姉さんすごい可愛かったから全部許す!!こんばんは、ちぢです。
(長すぎるよ/疲れてるどころの騒ぎじゃないよ)

食事もネットも翌日提出のレポートも全部投げ出して、二時間ほどで読破。

すっごい気になるところで終わってるし。
好きなキャラが二人も…死…(哀しくなってきた)

でも真心たん(たん、て)がスッゴイ可愛いキャラだということが発覚したから全部許す!!!(何様だ)
こんばんは、ちぢでした。(逃げた)

しゃばけ感想(ネタバレ注意)

2005年03月18日 18時10分51秒 | 娯楽小説
昨日、友達に畠中恵さんの「しゃばけ」という本を薦められて読んでみました。

すごく面白かったんですコレが。
思わず徹夜して読みました。
同室の妹がインフルエンザで寝こんでいるため、携帯の明かりを駆使して。
一人で夜中に悶えながら読みました。

※「しゃばけ」読んだことのない方のために、かなりいい加減なあらすじ説明
 虚弱体質だけど、妖怪達と仲良しな若旦那(実は妖怪と人間のクウォーター)が過保護すぎる二人の妖怪手代や家に潜む付喪神達やご近所に棲む妖怪達と事件を解決するお話。

いやぁもう、鳴家が可愛いのなんのってもう…!
こんな小鬼が一匹欲しいわぁ!一匹といわず5・6匹お家に置いときたいわぁ!
チクショウ抱きしめさせろ!

アタクシはもともと妖怪、魑魅魍魎、幽霊の類が大好きなので、かなりツボにはいりました。
過保護な妖怪達がとても愛らしいです。
若旦那イイな―、美味しいポジションだな―。
おばあちゃんが妖怪ってかなり素敵じゃぁないですか?(きくな)
アタクシのおばあサマもそうとう妖怪じみておりますが、残念ながら人間なので、若旦那がとても羨ましいですよ。

妖怪愛好家の皆サマは是非ご一読を。

個人的ベストヒット
岡引に手柄を取られて拗ねる鳴家たち
頭を撫でてもらおうと若旦那に群がる鳴家たち。

可愛い。持って帰りたい。

鳴家マニアの方も是非是非ご一読下さい。(いるのかそんなマニア)

ネコソギラジカル。

2005年02月17日 08時58分18秒 | 娯楽小説

ごきげんよう。歌って踊れる隠れオタク ちぢです。

今更ですが西尾維新著『ネコソギラジカル(上)十三階段』の感想を。
ネタバレいやんな方は回れ右して猛ダッシュで。

いや、今回はすごいッスね。
豪華メンバー勢ぞろい。登場人物紹介見てビックリしましたもん。
64人て。思わず2回ほど数えなおしたけど64人。
いや、本文では名前だけてか名前も出てない登場人物もおるのですが
シリーズの前作までに死んじゃった人もおるのですが
にしても64人。
脳みその処理能力が臨界点を突破というか特攻してしまいそうな…。

まぁ64人は置いといて。ってそんな大人数どこなら置いておけますか?会議室か?体育館か?
グラウンドか?グラウンドなら満足ですかコノヤロ―。
…小ネタはここら辺にしたいと思います。

いつまでも登場人物紹介を引っ張るわけにもいきませんので。
ちょっとぐらい内容的なものを箇条書きで。

☆個人的にものすごく崩子ちゃんが好きなので再登場がとっても嬉しい…。
☆崩子ちゃん可愛いもの。アタクシの好きなタイプの子ですもの。
☆…レズっ娘じゃありません、ましてやロリコンでもありませんけども…!
☆美人のお姉さんは大好きです。
☆でもどこか変態要素を含んだ男子はもっと好きです。
☆不憫なノイズが好きだ。
☆玖渚ちゃん存命おめでとう!!!
☆絵本園樹さんのは新しい萌スタイルかどうか。
☆↑個人的にはかなり好きです。
☆不憫すぎるノイズが大好きだ。
☆キノラッチをどついてみたい。
☆崩子ちゃんと戯言使いのコンビが好きだ

……どこらへんが内容的なのかを己の脳みそに問い詰めてみたい。

でも最期に一言だけ、これだけは言っとかなきゃ…!

萌太に萌えた。(合い言葉)