９月１２日（月）昔話 続編

私のプログにいつも遊びに来てくれるmomokokoさんが以前、私が勤めていた会社に似たところに勤めていて、今とても悩んでいるので、続編を書こうと思いました。

私はＢ社に入社しました。営業所には１５名の女性パートさんがいて勤続平均７年（長い人で１２年ぐらい）の中に初の正社員として・・・。そんな事最初から知っていたら入社なんてしてなかったと思います。

社内の様子は以前お話した通りで、旦那さんがその筋の人数名。今現在も刑務所に入ってるって人もいました。人には言えない仕事をして来たって子もいました。
（ってか、何でそんな人を雇うんだ？と思いますよね。脅しで入社できた人もいるとのことですが）


同じ仕事内容で給料のいい私の立場はありませんでした。
（後にわかったのですが、時給計算すると大差なかったんですが）

入社２ヶ月後、胃の調子が悪くなり点滴をしながら仕事しました。
でも、このぐらいは誰にでもある事で慣れてくれば治ると思っていました。
とにかく、１人前に仕事ができる様になるよう一生懸命でした。


入社１年後、アトピー性皮膚炎が頬と額に出始めました。
下痢と微熱が続きだしたのもこの頃です。
会社の様子が大分、分かる様になりました。今までは勤めた会社では３ヶ月勤めれば居心地良くなってきたのに、ここは気を許してはいけない場所だと思いました。
『あいつの頭後ろからバットでかち割ってやりたい！』
『死ねーーー！』
など、毎日誰かが誰かの事を呪っていました。
当たり前が当たり前でなく、何が正しくて何が間違っているのか、わからなくなりました。
ほんの些細な事（あいつ何かムカツクそれだけで標的確定！）で虐めに発展。
この時、新たに入社したパートの子が虐めにより、入社３ヶ月にて退職。


入社２年後、腎盂炎で倒れました。それから１ヶ月後出勤途中、追突され鞭打ちになりました(最悪）その後３ヵ月後病気で入院。
この頃から、パート事務員から嫌がらせを受けるようになりました(この事務員はみんな見方だよ！って顔して影でみんなに嫌がらせをしていた。）
でもね、表面上は、まったく表さない。業務上では、得意先からの伝言をしてもらえず、恥ずかしい思いをしたり、社内では作り話で私を追い込んだり・・・。５０歳過ぎのパートさんでしたが、結局、上司から可愛がられている私の事が気にいらなっかたらしいですけど・・・。
５０歳過ぎでも色気のある人でしたので、逆セクハラ作戦で頑張っていらしゃってました。

私だけが、悲劇のヒロインってわけではなく、１人１人が敵の戦場でした。昨日まで仲良くしてると思っていたら今日は敵。昨日まで敵だった人が今日は仲間。それはもう唖然とするほか無かった・・・。


入社３年後、アトピー性皮膚炎が顔全体に広がり両目の瞼が腫れる程になりました。
問題の事務員には仲間がおり（悪巧み専用）私の立場はよりいっそうなくなりましたが、私はとにかく仕事にうちこみました。これが、彼女達にとって、尚の事面白くないことだったのですが・・・。私が泣きでもすれば良かったんでしょうけど・・。しかも何度かにわたり、そのグループに入らないかとの誘いもすべてスルーしたのも面白くなかったんでしょう。
この時、新たに入って来てたパートさん入社５ヶ月虐めにて退社。

入社４年目、アトピー性皮膚炎は色んな病院にいったけど、酷くなるばかりです。
この頃事務員の仲間の一人が横領発覚しました。しかし、それは、営業所内で処理され、その人はわかっているだけでも３００万チョイＧＥＴし嘘泣き一つで退社。
何故って？上の人間に知られると所長の責任問題でという事になるから。家族がある所長にそんな試練は・・と、闇に葬られました。
数日後、営業の人がファミレスで横領した子が旦那さんとランチしていたのを見かけたのですが気を使って知らない顔していたら、向こうの方から笑顔で『元気ぃ～～！』て言ってきたそうです。

パートの１人が鬱病になりました。・・・が他のパートさんの反応は・・
『ありゃ～、もともと狂っとたけぇー』
『早ようー辞めりゃあいいんよ！』
『ムカツク！』
・・・。

そのパートさんは１年後退社。


入社５年目、ある日突然成人喘息になりました。約１ヵ月寝たきりの生活。といっても身体を横にすると発作がでるので、座ったままの状態で夜を明かすことはしばしば。これを境にすべてが崩れていきました。
そう。すべてが・・・。生きて行く為頑張っていたけど、もう疲れてしまいました。
ここでは、仕事のみしか触れてないけど、それ以外でも色々あって、ほんと疲れてしまってました。もう、自分をコントロール出来なくなって・・・。


退社後、１本の連絡がパートさんの１人からありました。
『話があるからきてほしい。』
辞めてしまってる私に話だなんて、正直なんの話か検討がつかずオロオロしながら約束の場所へ。

すると、６名ほどのパートさんが、集まっていて、

『ごめんね。事務員のパートにうちら騙されとった。ほんと、ごめん。』
いつか、わかってもらえる時がくると信じて頑張っていましたが、皮肉な事に退社後になってしまいました。でも、嬉しかった。

私の退職後も問題の事務員はパートでありながら営業所長を左遷させたり・・
（滅茶苦茶な人事ですわ）
まぁ、後にその事務員は後にクビになったにですが。


ダイジェストに振り返ってみるとこんな会社でした。


こんな会社にいたお陰で暫くは精神的にも疲れ果て当時の夢を見たりしていつまでも引きずってしまってたけど、最近ようやく、相方のおかげで毎日が幸せだなぁ～って思えるようになってきました。

未だに喘息などは、引きずり続けています。
あれだけ、病院に行ってたアトピー性皮膚炎は退職したとたんに治りましたが・・・。

momococoさんの会社と比べてどうかはわからないけど、私が１番後悔していることは、体がボロボロになってしまったことです。未だに薬でごまかしながら生活しています(涙）
ちょうどmomokokoさんぐらいの時の話なので、人ごとに思えなくて。あの時はこんなにボロボロになってしまってるなんて気がつかなかった。
momokokoさんはラッキーな事に優しい旦那さんがそばにいてくれるんだから、思い切り支えてもらちゃえ～～！無理はだめだよ！