LIFE

行き当たりばったりだけど、結構楽しいです。

旧盆~アンガマ~

2007-08-28 | Weblog
「アンガマダーヌ オーランケ ミシュン マーシュン カイトリホイ ホーイ ホーイ・・・ホーーーイ♪」・・・(アンガマさまが来ないうちに味噌も塩も拭きとって食べなさい)・・・と歌いながら登場するアンガマ。

アンガマとは、旧盆に行われる行事で、八重山では、盆=精霊(しょうろん)と呼んでいるらしく、いくつか行事があるみたいで、アンガマも、祖霊を家に向かえて一緒に楽しんで、供養し汚れた霊を浄化して浄土へ送る会の、一つらしい。

実際どんなものかというと、アンガマは精霊の化身とされ、ウシュマイ(おじいちゃん)ンミー(おばあちゃん)→あの有名なお面をかぶった二人・・・を先頭に顔を隠した子供達が後に続き、家を回り、ウシュマイとンミーが周りの人からされる質問に裏声で答え、途中に子供達が踊りを披露してみんなで祖先を供養する行事らしい。

今回は、25日4軒、26日7軒、28日5軒・・・と各家1時間づつくらいでみっちり回りました!!

感想は・・・まず・・足がしびれて辛かったぁ~・・・

そして!!楽しかった
ウシュマイとンミーに観客が質問してそれを方言で返すんだけど、本当にいろんな質問が来て、やりとりが面白かった♪
あるお家では、お供え物の砂糖菓子に変装した家の人が仏壇の横にずっとすわってたりとか、本当にお盆という名のお祭りだね。
だって、ウシュマイとンミーはどのお家でも泡盛飲んでたし・・。

最初は観客とウシュマイ達の会話が方言でまったく分からなくて、なんで周りが笑っているかも分からなかったけど、3日目には同じタイミングで笑える自分がいて密かに「よっしっ!!」っておもっちゃった♪

そして、みんなの踊りが、沢山練習してきただけあってすごく上手だったなぁ~。

毎晩・・毎晩・・そりゃー大変で、遊びにも行けなくて、ややストレスだったし、ほとんどが郷土芸能部や踊りをならっている高校生で、最初は若いテンションについていけなかったり、みんなのほぼ完成された踊りに追いつくのに必死だったけど、高校生に教えてもらったりとかして、最後はみんなでがんばって一体感があって、部活に燃えてた時代を思い出しました。

先生にも、会長にも「本当にでーじうまくなったよ!!毎日よくがんばったね」と言われ、素直にすごくうれしかったし、涙が出そうになりました。
そして、なんでも、努力すればどうにかなるもんだ!と・・ちょいと自信がついちゃいました☆

30を前にこんな経験ができてよかったなぁ。

ちなみに、で一応、衣装や踊りは違うんだよ。
そして、私達のがアンガマは一応一番有名らしい☆

てなわけで、写真集に使いたいと毎日カメラマンも来てたし、BEGINの前も通ってビデオ撮影もされちゃった♪

・・・そうそう。私の沖縄デビュー映像は、練習している映像と「内地の人でも、地域に密着して八重山の行事に参加してる人がいます・・」みたいなコメントがながれたらしい。インタビューは結構話したのにカットされちゃいました

でも、内地の人が古くから伝わる文化に参加することで伝統がうやむやになると嫌がる人もいるから変にインタビュー内容が流れなくてよかったのかもとも思いました。
ちなみに、実際・・私は放送された映像は見てないし、ビデオも撮り忘れちゃった
職場の人にTVに写ってたねっ!!って言われて、「あっ~!」と思い出しました


写真は保育所に訪問した時に、見に来てくれた友達が撮ってくれたもの・・・

・・・・でもね。これ違う人なの


まっ・・サングラスにマスクで顔が見えないからむりないか・・・。

でも、ちゃんと、くわ持ってあやめの柄が入った紺の浴衣着てるからねー!!って言ったのに


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