チワワファミリー(chihuahua-family)です!!今は、ロンパパ、サラママ、そして奇跡の子リリー

ロンパパとサラママは、3回の出産で14匹の子供がいます。その生い立ちと別れ、我が家の3匹の様子の日記をお届けしています。

日記 3月を思い出して 秋田への旅(1日目)

2023年04月21日 | 旅行

3月2日(木) 今晩から3日の秋田行きの飛行機が、朝が早いために大阪に前泊で出発。

 

 出発前の昼間、リリーとしばらくお別れになるので、ユックリと散歩。

 

 川辺ではいつものセキレイやカモたちが遊んでいた

 

 

 

 

 「リリー しばらくお別れだね」「お利口に留守番していてね」

  

 

 寒い日が続いたが、少し気温が上がる予報。天気も回復予報。天気よ良くなれと願う。比良山にはまだかなりの積雪がある。秋田地方はどうだろうかと気になる。

  

 夜やや遅く、伊丹空港のホテルにチェックイン 近くの食事処を探す ラーメン屋があった。入ったら満席。近くに焼き肉屋があった。遅くに焼き肉はどうかと思いながら、他には店が見つからないので入ることに・・・・・炭火焼焼肉。厚みのカルビもかまど炊きごはんも美味しかった。タンカレーも頼んだ。「美味しい店に当たったね。この旅は美味しいものにたくさん出会える予感がするね」

 

 

 

3月3日(金) 7時前にホテルをチェックアウトしてホテル送迎バスで伊丹空港へ

       スムーズに到着。7時前に伊丹空港へ。

    「搭乗時間まで少し時間があるから、空港ラウンジへ行こうか」「コーヒーでも飲もう」

   ちょっとリッチな気分でゆったりとコーヒーを飲んで搭乗口へ

   

 

 朝から飛行機が頻繁に飛び立っている

  

 

搭乗機 EMBRAER 170 中型機 座席数 76 巡航速度 800Km/h

  

以外に乗客が多く満席状態 順調に飛行 北に進むに従い雲が増えてきた

 

 

秋田空港近辺にはさすがに積雪が多くなった

 

 

 秋田空港の滑走路はきれいに除雪されている 予定通り到着

 

 

 空港では「なまはげ」がお出迎え「あきたさ、よぐきたなぁ」

      

 

空港からレンタカー営業所まで送迎バスで移動 2組だった

  

 

 秋田旅行プランで前知識として知っていた個所は少なく、観光ガイド等で調べる。その中で、行ってみたいと思ったのが、「角館」「田沢湖」「男鹿半島」「横手」「道の駅 象潟ねむの丘」の近くにある滝、それに秋田市内観光等を候補として考えた。

 積雪状態を考え、田沢湖、乳頭温泉はあきらめた。秋田空港から車で1時間ほどに位置する「角館」を初日の観光地に選んだ。

 秋田県の内陸部は低温のため、県内部のおよそ90%が特別豪雪地帯に指定されている。秋田空港を出発すると、激しく雪が降り出した。「すごい雪降りだね」「これだと角館の街歩きは無理だね」「車からの観光」になりそうだね。

 途中車はほとんど走っていない。道路沿いに家もない山道を走る。予定通り1時間ぐらいで角館に到着。

 最初は、「観光情報入手のために観光案内所へ行こう」

    

 

 周りは50cmぐらいの積雪。道路はきれいに除雪されている。

 担当の方に観光情報、駐車場、お勧めのランチ場所等を教えてもらう。

 3月3日はひな祭り。「2023角館 雛めぐり」11か所の資料館等でひな人形が展示されているとのこと。

 (3月3日はロンちゃんが突然倒れた悲しい思い出の日。見事な雛人形ばかりだったけれど、悲しい思い出がよぎりながらの鑑賞となった)

 

 

  

 

桧木内川沿いの駐車場に車を止め、武家屋敷へ。観光案内によく掲載されている角館武家屋敷の大通り(観光写真は青葉で覆われた写真が多いが、この時はまだ葉なしの枝が多く続いていた)

 

 

観光できる武家屋敷は3家あった。今回はその中の1屋敷「青柳家」を観光した。

 

 

屋敷玄関の藁ぶきの屋根には分厚い雪が積もっていた

  

 

 室内をガイドの方に説明してもらいながら観光した。

 最初の間には見事な屏風絵が飾ってあった

  

 

神棚「やはり信仰深いんだね」

  

 

ガイドの方 座敷にて

 

 

歴史を感じさせる鎧と日本刀が飾ってあった

 

 

          

 

 板欄間の家紋の透かし彫り

  

 

青柳家は二代目当主・藤右衛門が陸奥に移り住み400年。芦名氏に仕え断絶後佐竹氏の臣下として続いた家柄とのこと

 造りは、防寒対策で廊下で囲むように作られていた

            

 

 この家の最後の家主さん 女性二人で住まれ、実際に昭和代(?)までこの家で生活されていたとのこと 生活感が残る生活用品やかまどの台所が残されていた

 

   

 

 雛人形飾り

   

 

   

 

 室内のガイドが終わり、屋敷内の各施設を観光

 武器蔵・武家道具館 多くの鎧、刀、槍等が陳列されていた

  

 

 

 

武器蔵を抜けて中庭へ 「解体新書記念館」「秋田郷土館」「ハイカラ館」と並んでいる

 

「解体新書記念館」 小野田 直武(青柳家と姻戚関係)の解体新書、秋田蘭画を完成 それらが陳列してあった

       

 

       

 

      

 

  

  

幕末写真館には江戸末期から明治初期の写真や道具が展示されていた よく目にする徳川慶喜の写真があった

       

 

青柳家の見学 いろんなものが多くあり広大だった 時間の関係で半分ぐらいの見学で青柳家を後にした

    

 

 武家屋敷大通りを散策 雪もやんだ さすがにこの時期は観光客はまばら

  

 

しだれサクラが屋敷に沿って植えられている

しだれサクラは角館北家2代目佐竹義明の妻が嫁入り道具の一つとして持ってきたのが始まりとされ、樹齢300年以上の老樹など約400本が古い街並みに立ち並んでいる。

1974(昭和49)年 角館のしだれサクラが「国の天然記念物」に指定される

(4月の半ばころ、平年より10日ほど早く満開に 満開のしだれサクラをライブ配信で楽しんだ)

  

 

 角館樺細工伝承館 桜の皮を加工された「樺細工」 見事な作品が展示販売されていた

 

内町から外町へ車で移動 外町の商家「西宮家」へ ここでランチ 青空がのぞいてきた 待ち時間20分ほど この間に西宮家の蔵、販売店を見て回る 

【西宮家:明治後期から大正時代にかけて地主として繁栄】

20分ほど待つ。その間に蔵の展示物や、土産物売り場を見学

レストランは、もともと蔵だったところをレストランに改造されていた。席は窓際。雪景色がきれい  雪は止み青空がのぞいてきた

 

 

 日替わりランチを注文 金曜日は角煮定食 コーヒー付きで900円 安くて美味しかった

  

 

 ランチ後 西宮家の展示蔵を見学 昔使われていた生活用品、お宝が展示してあった

  

 

西宮本家 予約制のレストラン(?)で入ることはできなかった

  

 

見事なもみの木 大きな屋敷には必ずもみの木が植えてあった 西日本の庭には松が多いがこの地方では「もみの木」

         

 

西宮家の表門

  

 

 その前の道にはこの積雪 さすが豪雪地帯を感じさせる

 

 

 西宮家から通り向かいの路地にある「新潮社記念文芸館」 湯沢温泉が舞台の川端康成の「雪国」の石碑があった

 

新潮社を創立した「佐藤 義亮」や石川達三(横手市出身)等々多くの文芸人を輩出していることを初めて知る

 田町武家屋敷通りへ出る 外町散策開始 内町より実が狭く大きな屋敷が少ない

 

 

家々の植木は防雪を細かく施してあった(縄ではなく木の板 縄では間に合わないのだろう)

 

 

安藤醸造本店 1853年(170年前)創業 レンガ蔵は明治初めに創建

 

 

 この分厚い扉が目を引いた(どこの家の蔵もこのような分厚い扉になっていた)

 

 

 幾種類もの雛人形が展示されていた

 

 

 

店内を見学し、醬油、チーズ、漬物を買い求めて次へ

通りにはいろんな魅力的なお店が並んでいる

ここは、モンブラン菓子専門の店 焼きモンブラン、モンブランケーキを買った 「美味しい」

 

  

  

 

藤木 伝四郎商店 1851年創業 樺細工専門店 店内には樺細工の高級品が並ぶ 専門店として170年もの長い間続いていることに不思議なくらいに魅力があるのだろうと思いめぐらす

 

 

 ここにもひな人形が展示してあった

     

 

 まだまだ見たいところがたくさんあったが、降雪の心配もあり早めに宿泊場所の秋田へ移動

 車の運転交代して、車中より景色を写す

 西宮家の駐車場を出発し少し走るとすぐに最初行った「内町 武家屋敷通り」を過ぎた

  

 

桧内川沿いに走る 川には大きな桜並木が並んでいる

 

 

 この桜並木は、1934(昭和9)年に植えられた  

1975(昭和50年)国の名勝に指定され「日本の桜名所100選」に選ばれた

桧内川を渡り角館を後にする 

  

 

 歴史物建造物が昔のままに見事に残り、無傷のままで存続している 見どころいっぱいの観光地だった その歴史や戦火による崩壊の危機はなかったのだろうか?

関ヶ原の戦い、秋田県禍の諸大名は西軍。西軍敗退。1602年(今から約420年前)佐竹義宣が常陸の国から転封され久保田藩を立藩。弟の蘆名 義勝が所領として角館に入り、新しい城下町(道路の幅員を広げ火事対策。北、武士の居住内町、南、町人の居住地外町。と整備。1615年一国一城例により角館城は破却された。しかし、街並みはそのまま残された。

 その後この状態が維持されていった。そして、明治初期の戌辰戦争では新政府側に立ち、奥羽越列藩同盟の進行を受け陥落の危機に。間一髪で戦火を免れた。太平洋戦争でも秋田、横田は空襲されたが、角館は空襲されなかった。そのために、昔の状態が維持された。

 角館 秋田県仙北市(2005(平成17)年 角館町、田沢湖町、西木村と合併し仙北市となる) 重要伝統的建造物群保存地区 「みちのくの小京都」

 ちょうど「雛めぐり」があり、昔の見事な雛人形も観ることができてよかった

 桧内川を渡りきり一路秋田へと向かう

 

 

帰りの道も道路は完全に除雪されている。車も少ない。

 

 

 道路の周辺は深い雪で覆われていた

 

少しづつ車が連なり始めた

 

 

 秋田市内 順調に1時間ぐらいで到着 さすがに車は多くなった

 ちなみに、秋田県の人口は約92万人 人口減少が全国で最も進んでいるらしい

 人口密度 秋田県 79.3人、秋田市 333人 仙北市 21.2人/km2 秋田市に集中している

 

 

 

 ホテルチェックイン 駐車場止める場所を探すのに苦労する チェックインも大混雑

 温泉にユックリ 外湯も兼用しているホテルだったので、温泉宿の風呂と違い町中の銭湯気味

 夕食 マグロを中心に食べたいものを頼む マグロ絶品‼

 

 

 マグロの握りも美味しかった

 

 

日本酒は秋田の地酒を頼む 秋田県の日本酒の生産量は、兵庫県、京都府、新潟県、埼玉県、愛知県に次いで全国6位 銘酒が多い

 

 

         

お酒に料理 大満足 部屋に帰り本日の歩数をチェック 何と「7777」すごい当たり‼

 

     

 

 大満足で秋田1日目が終わった 明日は、秋田市内観光から次はどこへ行こうかな?

(次に秋田への旅2日目を投稿します。秋田市内~男鹿半島への旅となりました)


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