第９話 驚異の７匹 （続編） 残った４匹のお話（その１）

２００８年（平成２０年）１１月２４日。めでたい娘の結婚式です。「結婚式って、その時は慌ただしく、あっという間に終わった感じだね」家に帰って、お父さんとお母さんが話しています。「そうね、終わってしまったね・・・・・」とお父さんとお母さんは、気が抜けた状態が続いています。

「みんなに祝福され、アットホームな結婚式だったね・・・・」

「カメラマンさん、いつも邪魔な位置にいたね：：：：しようが無いけど」

「自分でしっかりと決めたことだ。必ず幸せになってくれるよ」「終わったね・・・・」

 

　家には、「驚異の７匹」の子供達が、３匹が貰われて行き、４匹が残っています。最初は、何となく寂しそうにしていた４匹達も、今はすっかり元気になっています。伸び伸びと遊びまわっています。お父さんが手に持った、おやつをもらおうと皆集まって遊んでいます。

左から、リン、ハク、レンです。ワンちゃん達の元気な動きと、可愛いしぐさに元気をもらいます。

左から、レン、ハク、プルです。みんな元気です。小さいおやつを必死に食べに来ます。「みんな、元気だね～」

一番ちびっ子のレンちゃんも凄く元気です。

 

残った４匹達に元気をもらい、別れの寂しさと空虚感を忘れかけてきた時、プルちゃんが貰われて行くことが決まりました。

それは、１１月２９日（土）に決まりました。それを察してか、あれだけ元気だったのに「どうしたの?元気ないね? プル・・・」

寂しそうな目になりました。

次回は、貰われて行くプルちゃんのお話です。