去年は「オペラ講座」@びわこホールに行っていた。
もちろん”オペラ”を習うのでなく・・・”オペラの観方”みたいなものの講座。
初心者でも楽しくわかりやすい講座だったものの・・・まわりはオペラガンガン見に行ってます!
という感じのお上品な方々ばかりで毎回目立たないようにこっそり受講。
全6回。最終日はラ・ボエームの舞台裏を見せてもらえるはずが・・・
すっかり開始時間を間違えてて、見れず仕舞い!!講座始めてから一番楽しみにしてたのに!!未だせつない・・。
それにしても・・・受講当初は音楽にしか興味がなかったものの・・オペラおもしろい!
講師の加藤浩子先生が毎回歴史や仕組み(?)をわかりやすく&おすすめの舞台を
ダイジェストで見せてくれるのだけど・・・うーん。オペラ。
正直とっつきにくい感じがしていたのだけど、音楽&歌唱で舞台を進行させるというのは
ものすごいことなのかも!
時代(&作曲家の信条?)によって扱う物語も違うのがまたおもしろい。
そしてもちろんオーケストラも歌手もマイクなどのPAなし・・・。か、かっこいい・・・。
それにしても、歌手やオーケストラで雰囲気は変わるだろうけど
落語や歌舞伎のように何度も何度も同じストーリーを繰り返し上演するのに
演出、大変そうだな・・(余計なお世話だけど)と思ってたら
加藤先生のオススメではこんな舞台が!!
「ジュリオ・チェーザレ」 クレオパトラ役:ダニエル・ド・ニース
Danielle de Niese - Giulio Cesare - 'Da tempeste'
「ジュリオ・チェーザレ」は「ジュリアス・シーザー」のこと。
シーザーとクレオパトラの恋物語云々(・・)の話です。ヘンデル作曲。
しっかしヘンデルて・・・踊れるんだねぇ・・・。
歌い手さんらしくあまり上手すぎないダンス&この振り付けもなんか、いい。
ド・ニースさんはダンスの経験があるらしく、やっぱりなんだか魅せる踊り方を知っている感じ。
後ろの2人も、はりきり系(左)、脱力系(右)な踊り方でなんだか和む。
ド・ニースのクレオパトラ役は止まらない。
Danielle de Niese - Giulio Cesare - V'adoro, pupille
な、なんちゅう格好を!・・・と思ったものの、ハマり役だなぁ。
めちゃくちゃ声がでそうながっしりした体型もかっこいい!
このシーンは少しベリーダンスに似たダンスもあって&美術も素晴しく
こっれっは、ライブで見たら感動するだろうなぁ・・・
オペラの難点はこのぐらいの規模のを日本で見ようと思うとチケットの値段の桁が1コ違う所・・。
・・・。
ごはん食べて寝よう。(未だ別世界すぎ・・)