サンポーニャ・ケーナ奏者の岡田浩安さん、ハンド・パーカッション奏者の熊本比呂志さんとの「ウタウアシブエ トリオ」のCD『鳥の歌』が発売されました!
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鳥の歌 El Cant dels Ocells
1.Pelota ペロータ
2.Kazeiro カゼイロ
3.What a Wonderful World この素晴らしき世界
4.手品師ワルテル
5.The Stranger ストレンジャー
6.Tusuy トゥスイ
7.La Partida 君の影になりたい
8.El Cant dels Ocells 鳥の歌
9.Travessia トラベシア
ウタウアシブエトリオ
岡田浩安×智詠×熊本比呂志
ゲスト:熊坂路得子(1,2)
BALSITA BLSO-022 ¥2,500(税込)
岡田・智詠・熊本それぞれの出演ライブ会場で販売、11月8日からは私のサイト「Chiei live & lesson」でも販売開始します。
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岡田さんにお誘いいただいてからもう16年、それはそれは数多くのライブ、ツアーで全国各地ご一緒しました。音楽、人、そして食の出会いと再会の日々。私にとって松山市内での初ライブも岡田さんのツアーでした。
その岡田さんが長年ソロ名義として続けている「ウタウアシブエ」には私も2006年以降参加、翌2007年にこのユニットで初めてご一緒したのが熊本くんです。熊本くんとはその後さまざまな機会で共演するようになりましたが、「ウタウアシブエ トリオ」こそが出発点でした。
かなりの数のライブを経て、満を持してのCDリリース。これまでの積み重ねをまるでスタジオライブのような雰囲気で収めた1枚に。ゲストにアコーディオン奏者の熊坂路得子さんが参加しています。
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CD『鳥の歌』最初の2曲「ペロータ」「カゼイロ」は岡田さんのセカンドアルバム『カゼイロ(2002)』の曲順と同じで、トリオ+るつこバージョンでの再録となりました。
ちなみに2002年版では当時岡田さんの相棒だった、ソロデビュー間もないころのSaigenjiさんがギターとアレンジを担当されています。私はこの2曲については、いつもSaigenjiさんのアレンジを念頭に、自分なりの解釈で演奏しています。
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さて、2019年の自分のソロアルバム『トレス・オリヘネス』は録音〜ミックス〜マスタリングと音源制作をすべて岡田さんにやっていただきましたが、何を隠そう、この『鳥の歌』はソロCDの録音が終わった翌日に全曲録音したものです。(岡田さんや熊本くんの重ね録り、ゲストのるっちゃんの録音パート以外)
CD完成の際に「2年もかかってすみません」と岡田さんから言われましたが、むしろこのタイミングで発表できることを本当に幸せに思っています。近いうちに直接このトリオの演奏をお届けできることを願って、ぜひ聴いていただけたらうれしいです!