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【ライブレポート】 2022.10.1 和笛とギターと祭り囃子の世界 in 山口

10月1日(土)山口県の周南市文化会館で開催された『和笛とギターと祭り囃子の世界』に出演しました。

津軽笛奏者の佐藤ぶん太さん、篠笛奏者の松村寧さん(周南市の近くの光市出身)と私の3人編成で、私にとって寧さんとは今回が初共演でした。

「初共演」といっても、そのご縁は3年前にさかのぼります。2019年6月のぶん太さんの九州ツアー幕開けのワークショップに寧さんが参加されていてツアー前半のお手伝いとして同行、熊本で私が合流した際に(ほぼ入れかわりでしたが)ごあいさつしています。ぶん太さんと寧さんのつながりは横笛コンクールやオンラインを通して続き、まさに満を持した形で寧さんの地元での開催が実現しました。

前日にみっちりリハーサル、当日は朝から会場に入りました。多目的スペースで舞台を1からセッティング。「篠笛教室 寧」の生徒さんや音響、照明のチームの方々が一斉に参加して活気にあふれていました。一足早く紅葉をあしらった特設ステージがすてきです。

会場はありがたいことにほぼ満席となり開演。ぶん太さんと寧さんの笛のかけあいからスタート。オリジナル曲や篠笛のカバー曲、ぶん太さんが中心となって立ち上げた「NEO囃子」の曲も披露します。お囃子には寧さんの生徒さんも参加してまるでお祭りの中にいるようでした。そして静かな曲の中にはお二人の想いがさまざまな色彩となってあふれているようで、私もそれをよりお届けできるようにアシストできていたらうれしいです。




会場に向かう車の中でぶん太さんが「このコンサート絶対すごいことになるよ!」と予言していた通り、寧さんはもちろん、その場にいた人の中にはきっとこの日が何かのターニングポイントとなる人もいるのではないか、もしかしたらその瞬間に立ち会ったのではないか…個人の感想ですがおそらく間違いないと思います。

この日(実は前日から)熊本の阿蘇で笛を製作するアルカイック工房の小谷征一さんがはるばるみえて出店もされていました。3年前の九州ツアー全般に関わっていらして、私も大変お世話になりました。寧さんにとっての「お父ちゃん」も見守った舞台、素晴らしい余韻をいただきました。ありがとうございます。


ちょっとだけ撤収お手伝い


打ち上げは周防の名物店へ


全日程よい天気に恵まれました

※この公演はNEO囃子伝承会主催、文化庁の「ARTS for the future! 2」(コロナ禍からの文化芸術活動の再興支援事業 AFF2)の一環として開催されました。

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noteでも不定期で長い記事を書いています

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