Chicago51

ギター、ジャズ、BABYMETAL...ぼちぼちと

続々入荷中!! ~その74 最高峰~

2013年04月07日 | 12AT7ファミリー
真空管の最高峰 Telefunken です。
ギター弾きには、Mullard のほうが有名ですが、”音”の世界では、こっちのほうが高評価みたいどえす。

"notorious"

Telefunken ECC81 / 12AT7 Vacuum Tube

電圧増幅用双三極管

 

      

Telefunken の、この "B4207524" Production code の読み方

B : Berlin 工場製
製造日: 24 日(1、2 番目の数字をひっくり返す)
製造月: 5 月(3、5 番目の数字)
製造年: 1957 年 or 1967 年 or 1977 年 (4 番目の数字が、西暦1ケタ目の数字。
(製造年の特定は、内部構造を見て判断しろ、ってことなんで、1967年製が妥当かいな)
Revenue Code: 24

てことで、1967 年 5 月 24 日、ベルリン工場て製造された Rev.code 24 の球(?)

 

 「542」・・・Date codeですな。

 

  独特な形状のTop"O"getter ゴツイ造りです。

 

  Mica 薄い材が重ねられてるのが分かります。

 

  Gray plates

 

  堅牢かつ丁寧な造り

 

 Telefunken の証 ダイヤモンド・マーク

 

Tested on Hickok 6000A (mini.good: 1800 , NOS: 3000)

Tested at 3000 / 2850

 

【4/28 インプレ改】

恐る恐るの音出しではなく、たっぷり時間をかけ、5F1 & MJTストラトで、数メーカーを比較球転がしした結果でやす。

「最高峰」ってぇのも、うなずけるな。

高・中・低音のバランス
太さ
レスポンスの心地よさ
ニュアンスのつけ易さ

すべてが完璧や。

なにも出すぎず(もちろんノイズもほとんど無し)、なにも物足りなくない。
あんまりハイファイすぎると、エレキ・ギター・サウンドとして、物足りなさを感じることになるが、この球は、至って音楽的。

まさに

『サウンド・オブ・ミュージック

 

  

 

【5/6 追記】

とあるソースによると、この Telefunken ecc81 球
「一か八か」
「当たるも八卦、当たらぬも八卦」
なんすってぇ!
トライオードのミスマッチで悪評なんやとか。

まあ、この球に関しては、1回目の音出しでは、えらいタイトで、剥き出しな音が出ましたが、
2回目以降は、前述のとおり、至極音楽的な音が出ております。
ノイズも皆無。
間違いなくトップクラスの音。
どうやら、アタリだったようで。

 

 

 


この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 続々入荷中!! ~その73... | トップ | 続々入荷中!! ~その75~ »
最新の画像もっと見る

12AT7ファミリー」カテゴリの最新記事