Chicago51

ギター、ジャズ、BABYMETAL...ぼちぼちと

ちょっと  ちょっと ちょっと

2013年10月19日 | Jazz CD

Two Jims and Zoot / Jimmy Raney

★★★★

#1 Hold Me
#2 A Primera Vez
#3 Presente de Natal
#4 Manha de Carnival
#5 Este Seu Olha
#6 Betaminus
#7 Move It
#8 All Across The City
#9 Coisa Mais Linda
#10 How about You?

Zoot Sims (ts)
Jimmy Raney (g)
Jim Hall (g)
Steve Swallow (b)
Osie Johnson (d)

May 11&12, 1964  NYC

 

『2 Guitars』  でのオルガン・ライクなジミーのギター演奏を気に入り、最初に買ったジミーの文字が一番デカい作品でやす。
印象的なジャケが ずっーと気になってたのと、なんつったて、大好きなメンバー!!

 

Zoot Sims

いやぁ~凝り固まった脳ミソを解きほぐす、柔らかで”ちょいと抜けた”この人のテナーは、ほんまユニークw
アタマの真ん中まで、音が浸透してくるんスよねぇw
チョイ悪なトコもなく、押しも弱いスが、
次々にお気に入りのラッパ吹きが現れるなか、昔っから一番好きなテナー奏者のひとり。
どの曲もよいが、 『All Across the City』 が絶品。

 

Jim Hall

ジミーのオーソドックスで、やや一本調子なスタイルに比べ、
特に、 『Betaminus』 のバッキングやソロなんか聴くと、この巨匠のほうが、技巧的かつ多彩なスタイルですな。
音にも説得力がある。

 

Jimmy Raney

ここでは、ワテが一番好きな '54~'56 年あたりに録音の ES-150のエッジが生々しいシングル・コイルではなく、
スムーズでややファットなハムの音に聴こえるんで、ES-175のフロント PAF かな。
これはこれでエエ音ですが、っぱアッチのほうが もっともっとエエなぁw
さっきは、一本調子と言いやしたが、'50 年代の作品では聴けなかったバッキングのコードワークも聴けるし、
『Manha de Carnival』『Coisa Mais Linda』 なんかのラテン・ナンバーもなかなかのもの。

 

この3人に、相変わらず小粋なオシーのドラムと、ステディなスティーヴのベースが載っかって、軽やかないい仕上がり。

 

紙ジャケのデジタル・リマスター盤は、
ズートがセンター
ジミーとオシーが右ch
ジムとステェーヴが左ch
ラテン系の曲も多く、洗練されたお洒落で落ち着いた作品。

 


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