「シッコ」

「シッコ」を観ました。
マイケル・ムーア監督の突撃レポート映画（？）
以下、ネタバレちょいアリです。

アメリカの医療保険制度の不都合な真実を暴くドキュメンタリー。
保険会社の儲け主義のせいで、希望する治療をあきらめざるをえない人々や
他の先進国での医療制度などを取材しています。
うまく説明できないので、ストーリーはこちらを参照してください。→http://sicko.gyao.jp/

マイケル・ムーアの映画を観るのは初めてです。
その風貌から「なぁ～んかウサンクサそうな人だなぁ～」などと思っておりました。ゴメンナサイ。
実際うさんくさい部分がゼロというわけでもないのですが、
映画として見るととてもおもしろかったです。
固いテーマですがクソマジメな描き方じゃないんですよ。
「不都合な真実」ではほとんど寝ていた私ですが、
こちらは眠気もふっとびました。
「地球温暖化」というグローバルなテーマよりも
老後や病気や保険などといった身近なモンダイにはやっぱり食いついてしまうわ(笑)　←こらっ！

この映画を観るまで知らなかったのですが、
カナダやイギリスやフランスは医療費がタダなんですって。
なんでタダなのか、どうやってまかなっているのかを知りたいです。
税金がべらぼうに高いのかなぁー？

エンドクレジットの中で『フルーツと野菜をしっかり食べて運動しましょう』というメッセージが出てきますが、そのままマイケル・ムーアに捧げたいですね(笑)
とにかくおもしろいです。見て損はないと思います。

ひとこと・・・自国の医療制度のレベルの低さを嘆きつつ、愛国心に溢れた作品です。