「アイ・アム・レジェンド」を観ました。
以下、ネタバレだらけです。ご注意を!↓
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<あらすじ>
2012年新型ウィルスの感染が拡大し、感染源であるニューヨーク市は封鎖された。
人類全滅の中、免疫があり生き残ったネビルはワクチン開発のため一人ニューヨークに残った。
夜はウィルスが原因で凶暴化したダーク・シーカーズ(元人間)の襲撃に怯え、昼は孤独の恐怖と闘い神経をすりへらす日々だった・・・
無人のニューヨーク、雑草だらけのストリート、聞こえるのは風の音だけ。
そんな中愛犬のサムと孤独を共有しながら暮らす、科学者ネビル。
ウィルの一人芝居(犬はいたけど)がうまいのと、日常生活を丁寧に描いているのとで、「地球最後の男」にかなり感情移入して観ることができました。
廃墟と化した街の静けさと空間が印象深く、ビジュアルも秀逸で、よくぞここまで映像化したなあと感心。
前半だけでも大画面で観る価値はあるんじゃないかなー。
ダーク・シーカーズとの闘いは臨場感があって手に汗握りました。
特に好きなのは、バスタブの中で銃をかかえサムと一緒に息をひそめ、
ダーク・シーカーズの咆哮を聞きながら、過去を思い出し眠れぬ夜を過ごすシーンです。
ライフラインはなぜちゃんと機能しているのかとか、
他国の状況はどーなのとかツッコミどころは多々あるんですけど、
私は全く気になりませんでした。
生き残りの母子が登場した後半は、おもしろさが半減しました。
母親がどーみても幼子をかかえてサバイバルしてきたような女性に見えません。
ダーク・シーカーズの群れから、ネビルを助け出せるようなキャラとは思えないところが残念でした。
説得力に欠けるというか。
全体通すと、ヒューマンSF+アクションホラー+宗教というカンジですかね。
ただしどれも中途半端なのが惜しかった。
近未来だけどリアルでもないし、スカッとするアクションでもないし、単純なゾンビものでもない。
母親と神について問答するシーンがあるのですが、短いのと宗教的な背景の違いで、あまり理解できませんでした。もっとわかれば深い解釈ができたのですけど・・・
SF超大作でウィル・スミスが主演とくればカップルや家族で楽しみたい作品のように見えますが、実はそうじゃないよなあー。ではどういう人達向けなのかと問われると困りますが・・・
私はけっこう好きです、この映画(もう一度観たいなあ♪)
ひとこと・・・愛犬サムの演技は泣けるで!
ふたこと・・・チャールトン・ヘストンの「オメガマン」とは趣が違っていました。どっちも好きです。
↓ここから結末のネタバレありです
ラストのネビルの行動はちょっと疑問が。
なぜ母子と一緒に逃げなかったのか?
あれは意思が通じないダーク・シーカーズを前にして、己の限界を感じて絶望したが故の行為なのでしょうか。
それとも血清ができた時点で自分の役目は終わった、妻子も死んだしもう生き続けなくてもいいという気持ちだったのでしょうか。
まぁどちらにせよ、手榴弾一個であの状況を打破するのはちと無理があったんでは(笑)
ダーク・シーカーズが今にも防御ガラスを破って襲いかかってきそうなのに、「血清がやっとできたから、お前たちを救えるんだ。これで治るんだ」と彼らに向かって叫ぶシーンは悲しかったです。
科学者としてウィルスを退治して元の体に戻してやりたい⇔だけど襲ってくるのでしかたなく殺す・・・という葛藤に常に苦しんでいたのでしょう。
観終わった直後は「ああ、後半は安易な展開になってしまったなあ」と残念な気持ちでしたが、あとから脳内補完でジワリジワリ反芻すると、なかなか奥が深い話に思えます。
以下、ネタバレだらけです。ご注意を!↓
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<あらすじ>
2012年新型ウィルスの感染が拡大し、感染源であるニューヨーク市は封鎖された。
人類全滅の中、免疫があり生き残ったネビルはワクチン開発のため一人ニューヨークに残った。
夜はウィルスが原因で凶暴化したダーク・シーカーズ(元人間)の襲撃に怯え、昼は孤独の恐怖と闘い神経をすりへらす日々だった・・・
無人のニューヨーク、雑草だらけのストリート、聞こえるのは風の音だけ。
そんな中愛犬のサムと孤独を共有しながら暮らす、科学者ネビル。
ウィルの一人芝居(犬はいたけど)がうまいのと、日常生活を丁寧に描いているのとで、「地球最後の男」にかなり感情移入して観ることができました。
廃墟と化した街の静けさと空間が印象深く、ビジュアルも秀逸で、よくぞここまで映像化したなあと感心。
前半だけでも大画面で観る価値はあるんじゃないかなー。
ダーク・シーカーズとの闘いは臨場感があって手に汗握りました。
特に好きなのは、バスタブの中で銃をかかえサムと一緒に息をひそめ、
ダーク・シーカーズの咆哮を聞きながら、過去を思い出し眠れぬ夜を過ごすシーンです。
ライフラインはなぜちゃんと機能しているのかとか、
他国の状況はどーなのとかツッコミどころは多々あるんですけど、
私は全く気になりませんでした。
生き残りの母子が登場した後半は、おもしろさが半減しました。
母親がどーみても幼子をかかえてサバイバルしてきたような女性に見えません。
ダーク・シーカーズの群れから、ネビルを助け出せるようなキャラとは思えないところが残念でした。
説得力に欠けるというか。
全体通すと、ヒューマンSF+アクションホラー+宗教というカンジですかね。
ただしどれも中途半端なのが惜しかった。
近未来だけどリアルでもないし、スカッとするアクションでもないし、単純なゾンビものでもない。
母親と神について問答するシーンがあるのですが、短いのと宗教的な背景の違いで、あまり理解できませんでした。もっとわかれば深い解釈ができたのですけど・・・
SF超大作でウィル・スミスが主演とくればカップルや家族で楽しみたい作品のように見えますが、実はそうじゃないよなあー。ではどういう人達向けなのかと問われると困りますが・・・
私はけっこう好きです、この映画(もう一度観たいなあ♪)
ひとこと・・・愛犬サムの演技は泣けるで!
ふたこと・・・チャールトン・ヘストンの「オメガマン」とは趣が違っていました。どっちも好きです。
↓ここから結末のネタバレありです
ラストのネビルの行動はちょっと疑問が。
なぜ母子と一緒に逃げなかったのか?
あれは意思が通じないダーク・シーカーズを前にして、己の限界を感じて絶望したが故の行為なのでしょうか。
それとも血清ができた時点で自分の役目は終わった、妻子も死んだしもう生き続けなくてもいいという気持ちだったのでしょうか。
まぁどちらにせよ、手榴弾一個であの状況を打破するのはちと無理があったんでは(笑)
ダーク・シーカーズが今にも防御ガラスを破って襲いかかってきそうなのに、「血清がやっとできたから、お前たちを救えるんだ。これで治るんだ」と彼らに向かって叫ぶシーンは悲しかったです。
科学者としてウィルスを退治して元の体に戻してやりたい⇔だけど襲ってくるのでしかたなく殺す・・・という葛藤に常に苦しんでいたのでしょう。
観終わった直後は「ああ、後半は安易な展開になってしまったなあ」と残念な気持ちでしたが、あとから脳内補完でジワリジワリ反芻すると、なかなか奥が深い話に思えます。
今回もアツく語っておられますねぇ~!
ネタバレ思いっきりある時とちょこっとの時って…やっぱ何かちびくまさん内で基準があるのでしょうね。
その頃私は年賀状作成してました。
明日までかかります(涙)
なんだか愛犬サムくんと、『キャスト・アウェイ』に出ていた(←敢えてこの表現でw)、バレーボールのウィルソンがかぶるなぁ。
“物言わぬ相棒”っていうところが…。
(『キャスト・アウェイ』、珍しく見た映画だったりします←友人が試写会を当てたので。笑)
今回の映画、ラストは切ないんですねぇ…(しみじみ脳内上映完了)。
なんでしょうね、レビュー書く基準って・・・
単に感動した・しないじゃないなあ、私の場合。
後で思い返していろいろ気がつく作品だと、ついつい文章も長くなってしまうのかも。
理屈抜きで楽しい作品なんかは感想もアッサリしてますし。
あっっ、年賀状~~!忘れてましたーーー!(汗)
「キャスト・アウェイ」は未見なのですが、確かロビンソン・クルーソーみたいな話ですよね?
他の方が書いたレビューで、「前半は『キャスト・アウェイ』を彷彿とさせる」という内容があったので、うみうみさんのご指摘は大正解だと思います!!
>しみじみ脳内上映完了
・・・わ、私のこんな文章で脳内上映していただいたのですね、恥ずかしいぃー(汗)
あと、ガラスにゾンビ(じゃないけど)が体当たりして、バタフライの形状にヒビが入ったのを見なかった?娘の「バタフライ」とアナのタトゥなど、関連づけてたよね?
理解力のない人に、映画を語られたくない。
発電機は最初の方で映っていましたね、ブンブン動いてました。
ただ、水道とかどーなっているのかなあ、と思ってしまって・・・(消毒とか)
でもま、記事でも書いているのですが、見ている間は全然気になりませんでしたvv
あとチョウチョの件ですが、気がつきましたよ3点とも。うまいなと思いました。
関連付けはわかりますが、「神」の存在とかがキリスト教徒でない私には心底理解できないような気がして・・・難しいです~