4月24日(月)
以前社会人として働いていた職場で一緒だったグッチさんにランチをご馳走になった。
れちのすけの食べっぷり
(おからの掻き込み具合や、私のデザートが、話に夢中になっている隙になくなっていたことなど)
に感心して下さり、去り際に
「上手に育ててるよ」
と言われたときは物凄くうれしかった。
そういうふうな褒め言葉って滅多に聞く機会がない。
親なんて褒めるより駄目出し、口出し、心配ばっかりだし、
(1回の電話中に何回「気をつけなさいよぉ」と言われることか!
こないだ思わず「そんなに気をつけてばっかりやったらハゲるわ!」と言い返してやった
攻略法見つけたり、である)
子育てなんて基本的に評価してもらえるチャンスはないし、
(評価を求めるあたりが偏差値世代?)
まさにこの一年の労をねぎらってくれた一言だった。
また一年、頑張ろう!って元気がチャージされた気がした。
もうすぐモモちゃんの生まれる予定日も近づき、
また一からの子育てが始まる。
社会復帰なんて想像もできない先のことだ。
親も専業主婦だったし、子どもを預けてまで働きたい、とは
どうしても思えない。
でも今の時代、それではいけないだろうな、とも思う。
子育てしながら勉強して資格を取ったりする人もいるけれど、
私にはその根性も、情熱もない。
どこかでまだ自分は外で働く時期ではない、と思っているのだ。
でもやはりどこかに焦りもある、子どもは増えるし、年は食うし。
そんなときグッチさんが
「仕事は向こうからやってくるよ」
と言って下さった。
地域や人との関係を断たなければ、時期になれば必ず向こうからやってくるって。
グッチさん自身がそうだ、と。
自分が漠然と言葉にもならないレベルで感じていたことを
ご自身の経験を通した言葉で伝えてくれたことは物凄い励みになった。
やっと子育てに、雑念なく集中できる。
「こんな日々成長して変化する時期を人に預けちゃうなんて勿体無いよ」って。
私もそう思う。
子育てにどっぷり取組める環境に
ありがたいことに置かれているのだから、
それを満喫しない手はないではないか!
子育てを通して自分が変っていくのも実感しているし、
この時間は決してブランクでも、足止めでもない。
やっと自信を持ってそう思えるようになった。
今の自分の身分に卑屈さを感じなくて済むようになった。
モモちゃんの誕生前に私の気持ちが御祓いされた気がする。
きっと生まれたらやっぱり肉体的にも精神的にも大変で、
家族に愚痴ったり、八つ当たりしたり、泣いてばっかりかもしれないけれど、
それでも大きな勇気をもらえた。
今の自分を「それでいいんだよ」って誰かに肯定してもらえることって
すごくすごく大事だと思った。
グッチさん、ご馳走様でした&いろいろありがとうございました。