母の形見

母はまだ健在ですが。

母はパーキンソン病で、不自由しているので、

『私はあと10年生きられないだろうなぁ。

いつ寝たきりになるか分からんもん』と言う、気弱な発言をよくします。

祖母が今、97なのですが、

母から『私は97までは生きられないもん』と言われると、まぁ、そうだよな、とは思ってしまうけど…。

まだ先の、月末の事ですが、今月、母の74の誕生日なので、お誕生日会をすることになりました。（とりあえず日にちは決まったよ）

『お料理とケーキは同じ日に食べられないから、別日にしない？

それから、一生に一度のことになるかも知れないから、ハーブスのケーキが食べたい…！ももちゃん、名古屋まで買いに行ってきて…。』と。

名古屋に住んでいる長男の祐輔に買って来てくれないか、母の誕生日は空いてないか、確認してみたら、来れるって

ハーブスのホールケーキ、注文しなきゃ…！

メロンケーキがいいそうです。

母からもらった形見の品は、ブレスレット。

宝飾品は、コレクションを見せてくれるだけで、なかなかくれないのですが、

このブレスレットは、エメラルドとルビーと同じデザインのを２本買ったと言うので、

ルビーの方が貰えました

あとは、刺繍。

元気な頃、刺繍の大作をいくつも作っていて、

私には、家を建てた時にこの向日葵の刺繍をプレゼントしてくれました。

もう刺繍はとてもやれない身体になってしまったけれど、

病気が進行しないで、長生きして欲しいなぁ。